3巻目となったゆるゆりBDですが、こちらでは5話と6話を収録しています。
5話はこれまでの話とは違い、コミケと似たイベント『コムケ(コミックエクストリームマーケット)』を題材にした当時はタイムリーだった2年生組のオリジナルの話、原作を一部改変した向日葵&櫻子の話、ちなつ&あかりの話の3部構成。
オリジナルは当初はさほど期待はしていなかったのですが、サービスカットあり、ギャグありと割りといい具合にまとまっていた話でした。
ちなみに、この話に登場して内容が一部アニメで再現されていた京子のミラクるん同人誌は実際にコミケで販売されていました。(なもり先生書き下ろし)
向日葵と櫻子が夏休みの宿題をする話はほぼ原作再現ですが、原作では別の話が初登場だった可愛らしい向日葵の妹楓が登場していたりします。
そしてこの回一番の見所が、会話中に欲情したちなつがキスの練習と称して無垢なあかりに襲いかかるエピソード。
原作ではちょっと描写的に分かりづらい部分もあった話でしたが、アニメ版ではかなり演出に気合を入れており、恐怖に駆られ家中を逃げ惑うあかり・収まりがつかなくなり自分のものにするべく必死で追いかけるちなつの追いかけっこの描写にかなりの作画を割いています。
その熱意の甲斐あって、オチもわかりやすく、そして素晴らしいものにしていました。
以上、このアニメの中でも実に盛り沢山でオススメの回に仕上がっています。
オリジナル要素や追加要素が目立った回でしたが、より魅力的になったものもあって、総じてうまくまとまっていたと言えるでしょう。
6話は前の話で大暴れしたちなつが再び活躍する回。
基本的な話の流れは原作そのままですが、TVアニメにするにあたってちょっと問題のある場面が差し替えられたりしています。
とはいえ、ちなつの既知の外にある絵師としての力を魅せつける紙芝居パートはむしろパワーアップしているので気にならないと思いますが…。
このBDには本編では視聴に堪えられなくなった面々により打ち切られることとなったこの紙芝居を余すことなく鑑賞できる特典映像が付いているので、彼女の絵に惹かれた方は是非とも購入をお勧めします。
彼女が似ているとされるミラクるんに扮するエピソードの方は、彼女の可愛らしさ・黒さ・良さ・悪さなど様々なものが内包されているまさにちなつ回となっています。
以上、駆け足で紹介しましたが今回はBDの巻の中でもちなつの活躍が一番多い巻になっていると思います。
ジャケットもごらく部・生徒会の面々がミラクるんの登場人物のコスプレをしたものとなっていて、実に可愛く仕上がっています。
メインキャラ全員に何かしらの見せ場があり完成度の高い巻ですが、ちなつのファンには特に強くお勧めできる巻と言えるでしょう。