まったり+あるあるネタの、近年増えた系統の子孫だろうくらいに思ってたんですが、いやいや、すごいですねコレ。ゆるいっていうか、まぬけ時空が終始発生しっぱなしで、かつ、読者に近い感覚からツッコミを入れる役(「あずまんが大王」で言えばヨミ、「らき☆すた」で言えばかがみ)を、ほぼ誰もやろうとしてない感じです。
浪人生のはずなのに年を越え春を迎えても誰も受験した形跡がありません(笑)。
暑い寒いといった季節の変化には反応しつつも曜日の感覚を失ったままお気楽で無邪気な極貧生活を続ける彼らの姿は、ビンボーないしズボラ生活の経験のある人の記憶をくすぐる一方で、「火垂るの墓」の清太と節子が防空壕で束の間持つことが出来た「親や世間から切り離された子供だけの至福の時間」を想起させます。
時の流れが止まったバージョンの「ラブやん」。そんな評はうれしくないかもしれませんがw。
次巻以降も買わせていただきます。