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ゆらぐ脳
 
 

ゆらぐ脳 [単行本]

池谷 裕二 , 木村 俊介
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,300 通常配送無料 詳細
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ゆらぐ脳 + 脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!? (新潮文庫)
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商品の説明

内容紹介

脳科学界の俊英が解き明かす「脳のゆらぎ」。研究生活を総括しつつ、脳の根源、はたまた、大テーマ「生命とは何か?」にも挑む野心作。

内容(「BOOK」データベースより)

科学の仕事はプレゼンテーション能力が決め手なんです。現役最前線の脳研究者が語るサイエンスの世界。こんなサイエンティストの仕事論があったのか。

登録情報

  • 単行本: 256ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2008/8/7)
  • ISBN-10: 4163702504
  • ISBN-13: 978-4163702506
  • 発売日: 2008/8/7
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ubmba04jp1 VINE™ メンバー
形式:単行本
脳についての本ではなく、その研究を通じて著者が得た、サイエンスに対するアプローチについて語っている本です。

これまでの常識的な考え方が覆され、軽い衝撃を受けました。
たとえば:
 ・因果律は人の妄想である。実験科学で証明できるのは因果ではなく相関のみ。
 ・仮説を立てない研究をする。
 ・分解しないで理解し、はじめてわかるものがある。
 ・脳研究ではブラックボックス理論は通用しない。つまり再現性がない。
 等々です。

自分は職業上、会社組織の分析等を行うのですが、そのアプローチはこれまでのサイエンスのアプローチ−つまり「分ける」「因果関係を明確にする」−が中心でした。しかし、上記したような、この著者の考え方も当てはまるのではないか、そして、これまでのサイエンティフィックアプローチでは見えていない問題や事象も沢山あったのではないか、、、と考えさせられる部分が非常に多かったです。

これからの仕事に活かしていきたい内容の本でした。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By モワノンプリュ VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
 これは「あのイケガヤは、今、何を考えているのか?」って本ですね。面白く読みましたが、やっぱりちょっとビックリしました。池谷さんって、スターなんだ……
 この中で池谷さんは、科学にはプレゼン能力が必要って話をしてて、池谷さんがわりと頻繁に一般向けの「脳」本を出すのも、その一環かなと思ったりします。研究資金や、求める人材を引き寄せるための広報活動という位置づけじゃないしょうか、下司の勘ぐりかもしれませんが。
 本書で池谷さんは仮説を立てず、いわば好奇心の赴くままに研究を進めたいって言ってて、自分の研究室の院生たちが焦ったり苛立ったりするのを嗜める話もしてますが、そりゃ院生たちの言い分も分かるな。池谷さんだって院生時代は仮説-検証型の研究に邁進したって言ってるじゃない。それでポストも社会的認知も得た後で、「あの頃の自分は視野が狭かった、ヤな奴だった」って言われてもナ〜。
 本書でも触れられてるけど、橋本総理の「科学技術創造立国を目指し、(中略)創造性に富む人材の育成、産学官の連携協力の推進、脳科学や遺伝子研究の充実など、科学技術の振興にも努力いたします」という施政方針演説が97年1月。またこの年、行革会議の最終報告で国立大学の独立行政法人化案が打ち出され、大きな議論となった。70年生の池谷さんが海馬研究で博士号を取得したのが翌98年。一般向けに旺盛な著作活動をスタートさせるのが01年。で、この頃の東大総長は蓮實重彦(97‐01)で、98年からは国大協会長にも就任するが、いかにも「学者のプレゼン能力」を重視しそうな人だよね。
 つまり池谷さんが本格的に研究者としての道を歩み始めた時期、「脳科学」がブレイクし始めていた。しかも大学は、まさにその研究状況の「プレゼン能力」向上を迫られていた。池谷さんという研究者は、そういう幾重もの要因による歴史的産物だってことも、一応確認しておきたいと思った次第。
このレビューは参考になりましたか?
17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ゴルゴ十三 殿堂入りレビュアー トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
インタビュー形式で最近の池谷先生の研究内容(※)や研究に対する思いを綴った本となっています。時折、最新脳科学のミニ質問(トリビアっぽい小ネタ)が挿入されます(全23本)。ただ、ご本人が「あとがき」で認めているように「仕事上のボヤキ」が並びます。(その意味で「海馬」「進化しすぎた脳」を読んだ時のような高揚感はあまり感じられません)まぁこの"ボヤキ"も読む人が読めば、野村監督の"ボヤキ"のように、単なるボヤキではなく意味のあるボヤキだと気付きますが。
さて最近のご研究内容(※)とは、脳の一神経細胞(部分)ではなく全体(システム)を評価する為の実験科学的方法論を構築中なのだそうです。タミフルを投与すると同期現象の様子が変わる、とか面白い記述もあります。読んでいると複雑系、特に同期現象に関する本("SYNC")の内容を思い出したりしました。ただ池谷先生自身、蓄積されたデータをどのように解析したら良いか分からず、色々と試行錯誤中だそうで、話としてはスッキリとはしません。(フラクタルという概念なしにフラクタルな事象を定量的に表現できなかったことと同様、新しい概念が必要とされているということなのでしょう) そういう訳で「教科書的にスッキリした話が読みたい」という読者は本書を余り楽しめないかもしれません。教科書になる前の"事実(データ)の山"に対し科学者はどの様に立ち向かうものなのか、ということが知りたい読者は本書から得るものがあることでしょう。(「仮説を立てる・立てない」に関しては意見が分かれる処があるでしょう。私は「仮説を立てる」派ですが、それは脳科学より訳が分り易い分野に居るからなのかな? いずれにせよ「科学はエラーの自己修正過程」(Carl Sagan)を肝に銘じることは肝要です)
"研究の現場"を知りたいという学生さんは読んでみると面白いかもしれません。
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1970年生まれ、東大薬学准教授
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投稿日: 2008/12/26 投稿者: dream4ever
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投稿日: 2008/9/17 投稿者: サトマン
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投稿日: 2008/9/11 投稿者: 縄文の中村
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投稿日: 2008/8/11 投稿者: kogonil
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