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ゆびぬき小路の秘密 (福音館文庫 物語)
 
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ゆびぬき小路の秘密 (福音館文庫 物語) [文庫]

小風 さち , 小野 かおる
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

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第32回(1994年) 野間児童文芸新人賞 受賞

内容紹介

こんどの福音館文庫は、この季節にふさわしい、水仙咲く春のイングランドを舞台にしたタイムトラベル・ファンタジーです。 1966年、親の都合で友だちのいない町に引っ越してきて、クサクサしていた十一歳の少年バートラムですが、「ゆびぬき小路」にある古着屋で、時間をさかのぼれるボタンのついたコートを手に入れたことから、彼にとってのあたらしい町の過去へといざなわれることになります。 コートを仕立てたのは、小路のつきあたりに住むおばあさんだった。その仕立屋は、ある信念をもって、五つしかない先祖伝来のボタンを、五着の服に縫いつけていたのです。時は大量生産、大量消費へとなだれこんでゆく時代。しかし、おばあさんは、一仕立屋であることに矜恃をもっていた。彼女の語る「幸せ」とはなにか。人が「自分」であるために、ほんとうに大切なことはなんなのか――。 ボタンのむすびつける人と人との時間が、複雑に、しかし美しいタペストリーのように精緻に、つづれ織りにされていきます。《いま、ここに自分があること》を、ちょっぴりほろ苦く、なによりイングランドの生活感ゆたかに描いた、野間児童文芸新人賞受賞作。ぜひお読みください。

著者について

作者小風さち(こかぜ さち)
1955年、東京に生まれる。白百合女子大学仏文科卒業。1977年から87年まで、イギリスのロンドン郊外に暮らした。絵本の著書に『わにわにのおでかけ』などの「わにわに」シリーズ、『とべ! ちいさいプロペラき』、『はちみついろのうま』(以上小社)など、訳書に『みっつのねがいごと』(岩波書店)、『ハンナのあたらしいふく』(小社)、大人向けの著書に『倫敦厩舎日記』(文藝春秋)などがある。東京都在住。
画家 小野かおる(おの かおる)
1930年、東京に生まれる。東京芸術大学美術学部油絵科卒業。東京造形大学名誉教授。新制作協会会員、元日本国際児童図書評議会理事。絵本の仕事に『とんだドロップ』、『オンロックがやってくる』、『われたたまご』、『おかぐら』(以上小社)など、児童書の仕事に『狼森と笊森、盗森』(古今社)、『きつねのライネケ』(岩波少年文庫)、『はしをわたらずはしわたれ』(小社)、『へんてこへんてこ』(小社「びじゅつのゆうえんち」シリーズ)などがある。東京都在住。
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