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ゆとりの法則 - 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解
 
 

ゆとりの法則 - 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解 [単行本]

トム・デマルコ , 伊豆原 弓
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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ゆとりの法則 - 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解 + ピープルウエア 第2版 - ヤル気こそプロジェクト成功の鍵
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商品の説明

Amazon.co.jp

   トム・デマルコの著作は、どうしていつもこんなにエキサイティングで説得力にあふれているのだろうか。それは、彼がプロジェクト管理において常に人間を中心に見つめ、現場にこだわる姿勢を貫いているからに違いない。

   本書は、『ピープルウエア』(原題『Peopleware』)、『デッドライン』(原題『The Deadline』)などの著書で知られ、マイクロソフト、アップル、ヒューレット・パッカード、IBMなどのコンサルタントを務めるトム・デマルコが、プロジェクト管理における「ゆとり」の重要性と、これまでの効率重視の管理方法への異論を唱えたものである。

   デマルコは、生産現場のブルーカラー労働者を対象に開発された管理手法は、今日の知識労働には当てはまらないと指摘する。「人間は時間的なプレッシャーをいくらかけられても、速くは考えられない」というリスターの法則を引用し、管理者がプレッシャーをかけることの無意味さを指摘したり、強気のスケジュールや時間外労働が結果的に失敗に終わる理由を述べたりするくだりは、普段非生産的な管理のもとであえいでいる部下・中間管理職にとって痛快極まりないだろう。デマルコは、このようにプロジェクト管理にまつわる誤解を指摘したうえで、プロジェクト管理を成功に導くために何が必要か、自分なりの考えを示している。

   ユーモラスなたとえや衝撃的な事実、すべて実名を挙げてなされる痛烈な批判は、管理者に新たなプロジェクト管理の視点を提供してくれるに違いない。知識労働に携わるすべての人におすすめしたい1冊である。(土井英司)

日経BP企画

ゆとりの法則 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解
原題は「Slack」と一言。日本語にすれば,ゆるみ,たるみ,元気のない,怠慢な,ゆるめる,おこたるといった意味で(形容詞,副詞,名詞,動詞のいずれでもある),良いイメージの言葉ではまったくない。しかし著者はSlackこそが,企業や組織が変化に対応して生き残るカギであると説く。「急げと言うと遅くなる」「製品の品質は欠陥の有無とほとんど関係がない」「目標管理はやめろ」「内部の競争はすべて破滅的である」など,その内容は攻撃的だ。

 著者は「構造化分析とシステム仕様」「ピープルウエア」などの著書で知られ,情報システム開発プロジェクトをうまく進める方法を説き続けてきた人物だ。この本でも,彼の言っていることには説得力がある。組織で働いているすべての人に読んで欲しい。特に部下を持っている人は必読。

( 日経ソフトウエア)
(日経ソフトウエア 2002/02/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)


登録情報

  • 単行本: 232ページ
  • 出版社: 日経BP社 (2001/11/26)
  • ISBN-10: 4822281116
  • ISBN-13: 978-4822281113
  • 発売日: 2001/11/26
  • 商品の寸法: 21.6 x 15.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 内田裕介 トップ500レビュアー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
原題の「Slack」は、ゆとりというよりもヒマな時間、何もしていない時間という、どちらかといえば否定的意味合いが強い言葉である。

 ムダ時間はほんとうはムダなのではない、

 実はムダ時間こそが真の生産性向上のために必要不可欠なのだ

というのが本書の主張であるから、原題のスラックは反語的な表現であろう。

効率性を求めてスラックを削っていくとイレギュラーを吸収する隙間がなくなり、組織から柔軟性が失われて結果的に変化に弱い組織を作ってしまう。

一方、組織の変化は原理的にトップでもボトムでもなく中間管理層からしか生まれない。

従って、中間管理職が働きすぎていて、スラックが乏しい組織には未来はない。

と、だいたいこういう論旨である。

「ピープルウェア」と「デッドライン」では、開発チームの視点から組織の活性化というテーマを扱ったが、本書では、組織における中間管理職の役割を解明することがテーマのひとつでもある。他が比較的経験論的に書かれているのに比べ、本書は理論ベースで議論を展開している点も特徴的だ。

 働きすぎている管理者はやるべきではないことをやっている。p81

なかなか耳の痛い指摘である。

中間管理層のプロジェクトマネージャには一読の価値がある。
このレビューは参考になりましたか?
23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
デマルコ氏の考えが完全に正しいと言うことはできないが、少なくとも私は本書に書かれている数々の知見に対し異を唱えることはできなかった。
プロジェクト管理をこれから学ぼうとする人(私も含めて)にとっては良い参考書となるだろう。
本書の言葉を借りれば早期にリスクを発見するための道標となるはずだ。

また、プロジェクト管理者でなくとも、今までの自分がどうだったか、今後自分がどうあるべきかを考えさせられる。といっても自己啓発的な内容ではないので構えずに読み下すことができる。
万人にとって(明らかに本書の中で批判されている類の人で変化する意思の無い人を除く)良書である。

このレビューは参考になりましたか?
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ソフトウェア開発におけるプロジェクト管理を得意分野とする筆者のプロジェクト、組織における「ゆとり」の重要性を謳っている。一般に「ゆとり」という言葉からは生活的なシーンを想定するのですが、プロジェクト(仕事)にとってもゆとりというのは必要であり、この場合のゆとりは以下の観点が主なものになる。
・資源のゆとり→投資の重要性

・仕事の進め方のゆとり→適切な管理とは?
・アウトプット提供までのゆとり
→適切な安全速度とリスクを考慮した計画、実践、対応
・アウトプット提供後のゆとり
→お客さま満足のために人的・金銭的資源をいかに有効に使うか?

全般的に広くあまねく解説しているため一つ一つのトピックスについては要点と事例をあげるにレベルに留まっています。その分筆者が指示する法則について、自らの経験をもとに考察を加えてはじめて有効になる一冊のように思えます。

「ゆとりは一種の投資である。ゆとりを無駄と考えず投資と考えることが、ビジネスを理解している組織と、単に忙しいだけの組織の違いである。」と示すように、人生にしてもビジネスにしても単に流されて忙しい日々を送るより、どこかにゆとりを設けて、頭を利活用し、自らのためにもやりがい、生きがいのある生き方をしたいものですね。

いつも毎日忙しい日々を送っていると思っているサラリーマンにはお勧めの一冊です。

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最近のカスタマーレビュー
プロジェクト管理者も そうでない人も
管理者の人にはもちろん、管理者で無い人に特にお勧めします

酷い管理者の例として... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: hetare
様々なビジネス書、自己啓発本などの内容がさらっと1冊にまとまっている不思議な書
... 続きを読む
投稿日: 2009/8/14 投稿者: じゃが〜
ゆとりが、改善ののりしろ
ゆとりがないと、改善できないという話がつかみ。
P37... 続きを読む
投稿日: 2009/1/29 投稿者: kaizen
効率を非難
「仕事は効率的にやりたい」

誰もが思い考えることですが、効率化の先に何があるのでしょうか?... 続きを読む
投稿日: 2007/9/30 投稿者: pragmanaka
ゆとりは一種の投資・・・「刃を研ぐ」ことの重要性
 既に発行されて7年経ちますが、毎年、1度は手にとります。

 物語形式ではないので、読みやすいとは思いませんが、... 続きを読む
投稿日: 2007/8/14 投稿者: papillon
「ゆとり」を外側から
→この本は、

 なぜ、今の時代に「ゆとり」が必要なのか

 どうやって、その「ゆとり」を取り戻したらいいのか... 続きを読む
投稿日: 2007/5/25 投稿者: よこはま こうたろう
やってみると、この本のすごさがわかるだろう。
実際にコスト削減を断行したことのある人には、心に響くだろう。

私もその一人だから。... 続きを読む
投稿日: 2006/7/17 投稿者: はっぴーのぶさん
当たり前のこと、でも、むずかしい。でも、しっておかねば♪
えー、最近は、SEとしての「技術本」は
あまり読まなくなりまして、まー、どっちらかというと... 続きを読む
投稿日: 2006/7/17 投稿者: やーまん
なるほど、当たり前ですよね
『ピープルウエア』での、プロジェクトの失敗は技術的なことではなく

社会学的な問題が原因で起こるという話が印象に残っています。... 続きを読む
投稿日: 2005/11/30 投稿者: 徳明木 望
間違い?
プロジェクト管理・組織論に興味があって手に取った。

私の解釈は他の方とは違うかもしれない。
仕事?それが失敗したからと言って何だろう?... 続きを読む

投稿日: 2005/8/18 投稿者: 蹴る人
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