名文「方丈記・ゆく河の流れ」の絵本です。
文字も大きく低学年でも声に出して読みやすい構成です。
絵もちんぷんかんぷんな古文の意味を絶妙なイメージとして捉えられる見事さです。
例えば「或いは大家亡びて小家となる」のバックの絵は、破線の空白屋敷の中に、小さい家が描いてあるのを、出家後の長明が犬と眺めている後姿がわびしさを著していたりして、非常に意味が分かりやすいです。
実は、小三の娘が、
七田式教材(しちだ) 小学生プリント3年生 こくごを取り組んでいる中、この方丈記が今月のマンスリー暗唱課題のひとつになっていて、一語一語、意味を解説しながらイメージを掴むようにして、完全暗唱まで半月かかってしまいましたが、この絵本を前もって買っておれば、どれほど楽だったかと、娘と二人で笑ってしまいました。
今はいいですね〜。 幼少期に古典が自分の意教養の一部となるような こんなに良質の絵本が あふれているなんて。
こういう絵本が、30年前にあったなら、古典を初めて習う高校生のときに拒絶反応も苦手意識も無く、教養を積むことが出来たと思うと、くやしいやら、情けないやら・・・
大人は今からでももう一度学びなおせる見事な絵本です。