そうして生き残ったタマゴから孵(かえ)った4匹のおたまじゃくしが、4匹のカエルになって、冬眠するまでの1年間を描いた1冊。1961年にアメリカで、1964年に日本で出版され、以後ロングセラーを続ける名作絵本である。
描かれるカエルの毎日はゆかいだ。もぐったり、泳いだり、遊んだり。時々、サギやカメに襲われそうにもなるけれど、すぐに隠れてやりすごす。しかも、そこに恐怖感はなく、あくまで遊びのひとつのよう。夏中、カエルは歌って遊び、冬になれば暖かい土の中で眠るのだ。
「生き物たちの動くフォームが、何よりの絵の教師だ」という作者の手によって描かれるカエルたちは躍動感にあふれ、あらんかぎりの生を謳歌している。青と緑だけで彩られたこの美しい絵本は、子どもだけでなく大人の心をもとらえる魅力にあふれた、ゆかいな1冊である。(小山由絵)
読んであげるなら:3才から
自分で読むなら:小学低学年から
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最も参考になったカスタマーレビュー
24 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一見地味な絵本ですが・・・,
By カスタマー
レビュー対象商品: ゆかいなかえる (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本) (単行本)
緑、青、白、黒の4色のみで彩色された一見、地味な絵本ですが、実際手にとって読んでみると大変ユーモラスな1冊であることに気づかされます。おたまじゃくしからかえった4匹のかえるたちの1年が描かれています。大変リズムある短い文章でお話は展開していきます。読んであげると娘も言葉のリズムと楽しいイラストのせいか、何度も読んで欲しいとせがんできます。あまり目立たない絵本ですが、その裏側に隠された楽しみがあるといった感じす!
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
長く記憶に残る色彩とデザイン,
By par-tridge (東京都杉並区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ゆかいなかえる (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本) (単行本)
この本で使われている色はわずかに青・緑・黒・白だけ。けっして明るい色調の本とは言えませんが逆にそれが新鮮で、 その美しいデザインは大人が見ても楽しいはず。 そしてもう一つの魅力はポエティックな文章。内容は科学的に カエルの誕生から1年を語ったものですが、その短い言葉の巧みな表現に 子供も自然に復唱したほどです。 私も30年前にこの本に魅せられた子供のひとりでした。 是非、読んでみて下さい。
15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
表紙の裏に注目!,
By
レビュー対象商品: ゆかいなかえる (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本) (単行本)
4歳と2歳の我が家の子供たちの大のお気に入り。買って、開いて、表紙の裏を見て、うわあ!とビックリ。 (実際読んだことがあるヒトなら共感していただけるハズ) 内容も、地味~に笑えるツボがちりばめられてます。 ただ、暗い色に黒い文字が使われてるので若干読みづらいかも。
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