戦うことをいっさいしないロールプレイングゲーム
敵を倒すこと――多くのゲームでそれが一番のゲームのもりあがりになる。悪人を倒して正義を示したり、ライバルと激しいしのぎ合いの末についに勝利を勝ち得たり……物語のクライマックスの戦闘がゲームを盛り上げるのは間違いない。
けれども、戦いではなく相手の問題に気付き、自分にできるちいさな事で相手の手助けをすることも、問題解決には大切になってくることがある。
このゲームは変化という人間に化けられる動物たちが、ちいさな町で起きたちいさな事件を解決することをメインに扱っている。寂しがりの狐といっしょに遊んだり、幽霊屋敷の謎に挑んだり、引っ越しで別れ別れになる親友の絆を深めたり……、そんな小さな≪物語≫をプレイするゲームだ。
戦うゲームに飽きたときの一服の清涼剤に、ぜひともお奨めの作品。