「人生の楽園」に出てくるような夫婦のお話。
定年後の人生をどう生きるか、が大きなテーマではあるけれど会話の中に“マタギ”が出てきたり、
自然や動物との共存ももうひとつのテーマになっているのが熊谷さんらしい。
田舎暮らしのいいところだけでなく厳しい現状をきちんと描いていることは認めるけど、
途中からイノシシ・サル・クマ問題ばかりがクローズアップされ、かなりの中だるみ感が・・・。
徹底的にコメディにしちゃってもいいような作品なのに、そうなりきれてない中途半端さにいまいち乗り切れませんでした。
読みやすいんだけどなぁ。
下北半島から帰った克弘と妻が語り合うシーンが好きです。
引っ越してきた当初とは別人のような考え方をするようになった二人。
この変化は田舎生活で得たもの。このシーンに田舎生活のもたらすステキなものが詰まってます。
今の時代、60代といってもまだまだ元気!!定年は終わりじゃなくてはじまりなのかもしれませんね。