内容(「BOOK」データベースより)
ヒトゲノムの解読から、人は3万個の遺伝子からできていることがわかった。これでどうして人が「設計」できるのだろうか?愛、知能、性格、行動をめぐる人と動物のゲノム解析の新事実から、遺伝子が何をしているかがわかってきた。遺伝子は身体や脳を作る命令は出すが、すぐに経験によって作ったものを改造していたのだ。「生まれか育ちか」の二項対立の図式は誤っていた。「遺伝対環境」の時代は終りを告げたのだ。20世紀の遺伝決定論と環境決定論の悪夢(ナチズムと社会主義)を断ち切り、ゲノム時代の新しい人間観を樹立する。
内容(「MARC」データベースより)
遺伝子は神でも運命でも設計図でもなく、時々刻々と環境から情報を引き出し、しなやかに自己改造していく装置だった-。ゲノム解読から見えてきた新しい遺伝子観・人間観を解き明かす。
出版社からのコメント
従来の遺伝子理解、「なにかを決めている遺伝子」(○○遺伝子)は一面の事実でしかなかった。ゲノム解読で見えてきた遺伝子像はもっと自由で柔軟性に富むものであった。
遺伝子はスイッチで、スイッチがオンすることで、別の遺伝子群が働きだす。脳のなかにある遺伝子は、私たちの行為によって、環境の因子によって、スイッチがオンするという。そのようにして脳は自己改造されていく。これまでと180度転回した遺伝子観である。
こうした遺伝子観と、そこから導きだされる人間観を、豊富な科学的事実に、20世紀を代表する「人間の本性をめぐる」社会学者・科学者12人の思想をからませながら、見事な読物へと仕上げる、いつものことながら、いまや世界を代表するサイエンス・ライターの筆の冴えに感心。
遺伝子はスイッチで、スイッチがオンすることで、別の遺伝子群が働きだす。脳のなかにある遺伝子は、私たちの行為によって、環境の因子によって、スイッチがオンするという。そのようにして脳は自己改造されていく。これまでと180度転回した遺伝子観である。
こうした遺伝子観と、そこから導きだされる人間観を、豊富な科学的事実に、20世紀を代表する「人間の本性をめぐる」社会学者・科学者12人の思想をからませながら、見事な読物へと仕上げる、いつものことながら、いまや世界を代表するサイエンス・ライターの筆の冴えに感心。
カバーの折り返し
ヒトゲノムの解読から、人は3万個の遺伝子からできていることがわかった。これでどうして人が「設計」できるのだろうか?
愛、知能、性格、行動をめぐる人と動物のゲノム解析の新事実から、遺伝子が何をしているかがわかってきた。遺伝子は身体や脳を作る命令は出すが、すぐに経験によって作ったものを改造していたのだ。
「生まれか育ちか」の二項対立の図式は誤っていた。「遺伝対環境」の時代は終りを告げたのだ。
20世紀の遺伝決定論と環境決定論の悪夢(ナチズムと社会主義)を断ち切り、ゲノム時代の新しい人間観を樹立する。
愛、知能、性格、行動をめぐる人と動物のゲノム解析の新事実から、遺伝子が何をしているかがわかってきた。遺伝子は身体や脳を作る命令は出すが、すぐに経験によって作ったものを改造していたのだ。
「生まれか育ちか」の二項対立の図式は誤っていた。「遺伝対環境」の時代は終りを告げたのだ。
20世紀の遺伝決定論と環境決定論の悪夢(ナチズムと社会主義)を断ち切り、ゲノム時代の新しい人間観を樹立する。
著者について
1958年生まれ。オックスフォード大学卒。「エコノミスト」「デイリー・テレグラフ」の科学関係の記者を経て、サイエンス・ライターとして活躍。英国の国際生命センター所長、コールド・スプリング・ハーバー研究所の客員教授。著書に『赤の女王』『徳の起源』『ゲノムが語る23の物語』がある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
リドレー,マット
1958年英国生まれ。オックスフォード大学で動物学を学ぶ(Ph.D.)。「エコノミスト」や「デイリー・テレグラフ」誌で科学関係の記者、「エコノミスト」誌のワシントン特派員を勤めた後、サイエンス・ライターとして活躍。現在、英国のニューキャスルにある国際生命センター所長、コールド・スプリング・ハーバー研究所の客員教授
中村 桂子
1936年生まれ。東京大学理学部化学科卒業。三菱化成生命科学研究所部長、早稲田大学教授などを経て、現在、JT生命誌研究館館長。ゲノム解読から生命の歴史を読み解く生命誌を提唱
斉藤 隆央
1967年生まれ。東京大学工学部工業化学科卒業。化学メーカー勤務を経て、現在は翻訳業に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1958年英国生まれ。オックスフォード大学で動物学を学ぶ(Ph.D.)。「エコノミスト」や「デイリー・テレグラフ」誌で科学関係の記者、「エコノミスト」誌のワシントン特派員を勤めた後、サイエンス・ライターとして活躍。現在、英国のニューキャスルにある国際生命センター所長、コールド・スプリング・ハーバー研究所の客員教授
中村 桂子
1936年生まれ。東京大学理学部化学科卒業。三菱化成生命科学研究所部長、早稲田大学教授などを経て、現在、JT生命誌研究館館長。ゲノム解読から生命の歴史を読み解く生命誌を提唱
斉藤 隆央
1967年生まれ。東京大学工学部工業化学科卒業。化学メーカー勤務を経て、現在は翻訳業に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)