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やめたくてもやめられない―依存症の時代 (新書y)
 
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やめたくてもやめられない―依存症の時代 (新書y) [新書]

片田 珠美
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

薬物が個人の行為のドーピング剤として認識されるようになりつつある社会状況を皮肉を込めて評した言葉に「サイキック・ビル」がある。フランスの社会学者アラン・エレンブルグの命名である。これほど現代を象徴する言葉はない。消費社会における肥大化した欲望を抱え、薬物の力を借りてでも自己愛的イメージを人工的な手段によって回避しようとすれば、必然的に依存症を背負いこむことになる。依存症の根底に潜む願望や幻想を生みだした現代社会の構造を精神科医が具体的に分析する。

内容(「MARC」データベースより)

リタリン、抗うつ薬SSRIの安易な乱用はなぜ起きるのか? 依存症の根底に潜む願望や幻想を生み出した現代社会の構造を明らかにするために、具体的な事例を提示しながら、ていねいに分析する。

登録情報

  • 新書: 187ページ
  • 出版社: 洋泉社 (2007/12)
  • ISBN-10: 4862481795
  • ISBN-13: 978-4862481795
  • 発売日: 2007/12
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 189,970位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 辰己 トップ100レビュアー
形式:新書|Amazonが確認した購入
「薬でうつは治るのか」の著者の本です。
前著は、「薬はダメ!!!」という論調が強すぎて、
「そうは言っても、とりあえずラクになるにはクスリも必要だし……」
と思ってしまう本でした。
今度も、基本的な論調そのものは変わりません。ただ微妙に柔らかくなっている。
たしかに製薬会社だけが儲かり、医者はあまりに気軽にSSRIを投与する。
これは事実です。けれどもさすがに最近は、「SSRI至上主義」の精神科医はヤブで、
患者によって時には三環系抗うつ薬を投与する医者も増えています。

また、軽い安定剤は、うつ病を「持病」のように抱えている人には
ある部分で「必要悪」ともいえると私は思ってしまう。

もちろん、軽い安定剤とされる「デパス」でさえ、常用すると錠数が増えていきます。
最初は1錠ですっと気持ちが楽になったのが、2錠になり3錠になり……。
たしかにそれは「依存症」かもしれません。

ただどうしてもひっかかるのは、今の世相でもある「自己愛」と依存症を関連づけていること。
サブタイトルにある通り「依存症の時代」というわけで、「自分はこうありたい」という自己愛を維持し続けるため、
人工的に薬に頼るしかなくなっている世相だ……と。

言えてるかも……と思う一方、そんな簡単なものかな……というかすかな反発。

それでも、今のうつ病を、
「自分らしさ」を追い求め続け、自己責任を押しつけられ、疲れ切った姿だ、
と書いた一節は、あくまでうつ病の一つの形態としてだが、個人的には
まさに正鵠を射ているかもしれないと思いました。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
知識不足 2009/10/8
形式:新書
依存症の臨床経験が無いと思わせるような記載が多く、科学的な知識にも間違いが多い。
家族や研修医には読んでもらいたくないと思います。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By vatmideo トップ500レビュアー
形式:新書
主にリタリンや抗鬱剤(SSRI)などの合法薬物について書かれています。
秀逸なのは第3章。自己実現や自己責任といったことに肯定的な世相が、自分には無理とあきらめることを許さず、その隙間を薬によって埋めてしまう。以前は病気と見なされなかったものが「病気」とみなされるようになった社会的背景を分析しています。
「○○をすれば××できる」という足し算思考ではなく、「○○をやめれば××できる」という引き算思考が必要だと痛感させてくれる本でもあります。
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