はがない好きで読み始めたシリーズだが、残念ラブコメとしては完成度はこちらの方が高く、安定して登場人物が残念で現在こちらのシリーズの方が楽しみとなっています。
前回のラストの主人公とヒロイン「由比ヶ浜 結衣」との仲たがい(縁切り?)からの続きで、今回は関係修復がメインの主軸となるストーリーです。仲たがいしているため、今回は由比ヶ浜の出番は若干抑え気味で、もう一人のヒロイン「雪ノ下 雪乃」の描写が増えます。特に雪乃の初めての「友人」である由比ヶ浜に対する友情的描写は見ていて、やさしい気持ちになれます。
1巻・2巻とヒロインの位置にいるわりには、恋愛描写やフラグ描写が由比ヶ浜よりほぼ無かった雪乃ですが、今回は主人公への本当に薄い好意や過去に立っていたフラグの描写が読めます(過去フラグはFATEの遠坂凛が、主人公の高跳びを頑張る姿を目撃していたみたいな描写と結構酷似しています)。分りにくいですし、恋愛とは言えるようなものでもないですが……。
ドラマCDのシナリオ全般でよくある主人公が聞き逃す「ヒロインの主人公に対する好意的セリフ」の描写は、雪乃・由比ヶ浜ともに良い感じです。そして、ドラマCDでは材木座のうざさがよく描写されています。あと、戸塚かわいいよ。
今回は雪ノ下 陽乃という姉キャラが新登場し雪乃関連の家庭問題フラグや、由比ヶ浜の露骨になってきた恋愛フラグが次回以降の展開に期待をもてます
……あれ?川崎 沙希って今回出てたっけ?使い捨てキャラに?
追記:ドラマCDのシナリオは通常版でも文章で載っているそうです。しかし、今後小説を読むときの脳内再生用に声優ボイスを聞くのは良いかもしれません。
あとキャラがカラオケで歌ったという設定のBright Generationは良かったです。特に歌詞が良い、「素直になれなくていつも 強めのジョーク 交わしてる それさえも嬉しくて」っていう部分の雪乃が良いです。
所詮、カラオケで歌ったっていうだけの設定ですが、これが本心だとしたら、最高です!