東京のそこそこ大きな書店にいっても売り切れor入荷しておらず、アマゾンでもかなり売れていたことから気になってしまい、やっとのことで大型書店にて発見し購入しました。
残念な人間の集まりという設定がカブっている「僕は友達が少ない」の平坂読にオビのコメントを書かせるとは逆転の発想というか・・・。
しかし内容は「僕は友達が少ない」とはかなり違いを感じました。
そもそも、主人公がかなりの捻くれ者なので「残念」というよりは「駄目人間」です。(他のキャラは単純に残念ですが)
「はがない」のような日々徒然というよりは、部活としてやることが確定されているので方向性があり、キャラクター達の成長や進展が感じられます。
レビューが比較的高評価が多いようなので、良い点は他のレビューアーさんのを参考にしてもらうとして、私は気になった点を少し辛口で書こうと思います。
まず、作風が某講談社BOX作品と似ていると感じた点です。
言葉遊びを意識しすぎ、もしくは意図的に入れている感じすら受けてしまいます。(主人公が良く読む本に講談社BOXを挙げているので作者が好きなのか?)
また、色々なマンガネタなどが随所に見られニヤリとできるのですが、このやり方も某作品に似ている感じを受けました。
設定もカブっていれば、作風もカブってしまった感じがあり、主人公のキャラクター以外に作品に目新しさが感じられません。
更に、色々カブっているせいで、完全に「作者のオリジナリティ」といってしまうと語弊があると思いますが、なんというか作品を読んでいて「この作者独特の色」みたいなものが薄くなってしまっている印象です。
作者はブログをみるととても面白い方なので、その個性を作品上で更に上手く表現できればもっと作品を面白くできると思うのですが・・・。
作品自体はラノベとして面白いですし、続きを読みたいと思う良作です。絵もカワイイ。ラノベ好きなら層を選ばず大抵の人は楽しめる作品だと思います。
続編への期待も持てるので☆4付けたい作品なのですが、私はこの二番煎じ感だけはどうしても気になってしまいましたので☆3としました。
結構売れているみたいのですので重版はあるでしょう。続編が出ることを期待します。