「やつがれとチビ」の続編です。(読んでいなくても話は分かります。)
前作は、筋が読めてしまうのに泣けてしまう悲しいお話で、救いもあるけれど、それはほんの一筋の光でしかなく、読み返す事が辛い作品でした。
本作はその後のやつがれ氏のお話で、その救いの部分が中心となっています。
やっぱり筋は読めてしまうけれど、キャラの魅力も優しい世界観も前作から続いていて、更に構成やページを繰って行く時に感じる時間の感覚(これは実際手に取って読まないと分かりません!)が秀逸で、読み終わった後、余韻に浸ってしまいました。
また、甘夏の表情が本当に良い!のです。やつがれ氏じゃなくても惚れてしまいます。
本作があってやっと、前作「やつがれとチビ」を読み返す事が出来ます。