くるねこ大和のファンなので、そのノリの延長かと思い、
こちらも購入しました。
1ページ1コマ、ちょっと割高かな?と感じもしましたが、
絵本というには漫画みたいで、漫画というにはシンプルな、
ちょっと独特なジャンルの1冊です。
やつがれ氏と、竹薮で拾ったチビと、鍼の先生。
淡々としたお話なのですが、
くるねこ 3に書かれていた、
夏に見送った子猫の体験を物語として昇華した作品です。
正直、初読のときは、綺麗事のありがちな話に感じました。
ですが、直後。
私自身も突然愛猫をなくす不幸に見舞われ、
やつがれ氏や鍼の先生のように泣いて泣いての毎日となり、
描かれていること、
「せっかち」という言葉、
屋形船、というそのやさしい考え方に、
すごく救われる思いがしました。
この苦しい体験をこんなやさしい物語にする作者の強さに、
感銘を受けます。
やさしい、シンプルな物語だけれど、とても深いです。
私にとっては、大事な一冊になりました。