登録情報
|
この本に書かれていることは、ベテランのシミュレーションゲーマー(ボード)にとってはどれも常識となっていることである。しかし、それを丹念に資料をあたって丁寧に説明している。
半端な知識を基にとんでもない持論を展開する方はいまだ少なくない。それは古くからの戦史ファン中にも少なくない。
ミッドウェーの利根4号機の話など、「あれがなければ勝っていた、」と主張される方々を私は多く知っている。「日本はハワイを攻略すべきだったのでは」という意見を承ったことも一度や二度ではない。「戦艦大和はアメリカの戦艦5隻を相手にできた」、真顔で言っていた人もいた。
これらが「幻想」であることをこの本は丁寧に書いている。
解説している戦闘の資料としても十分である。
ゼロ戦1機は2機のF4Fを相手にできたと主張される方は、この本を読んでから反論していただきたい。