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やっぱり勝てない?太平洋戦争―日本海軍は本当に強かったのか
 
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やっぱり勝てない?太平洋戦争―日本海軍は本当に強かったのか [単行本]

やっぱり勝てない?制作委員会
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

無敵戦艦「大和」最強戦闘機「ゼロ戦」…等々、長年信じられてきた日本海軍の最強伝説を、シミュレーションゲーマーの視点から具体的かつ徹底的に粉砕し、その実像に迫る新シリーズ。

内容(「MARC」データベースより)

無敵戦艦「大和」、最強戦闘機「ゼロ戦」…等々、長年信じられてきた日本海軍の最強伝説を、シミュレーションゲーマーの視点から具体的かつ徹底的に検証し、その実像に迫る。

登録情報

  • 単行本: 169ページ
  • 出版社: シミュレーションジャーナル (2005/04)
  • ISBN-10: 4890631860
  • ISBN-13: 978-4890631865
  • 発売日: 2005/04
  • 商品の寸法: 22 x 15.2 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 436,221位 (本のベストセラーを見る)
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70 人中、51人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この本はベテランのシミュレーションゲーマー(ボード)がまとめた物である。
彼らは物事を総合的に判断する能力に長けている。

この本に書かれていることは、ベテランのシミュレーションゲーマー(ボード)にとってはどれも常識となっていることである。しかし、それを丹念に資料をあたって丁寧に説明している。

半端な知識を基にとんでもない持論を展開する方はいまだ少なくない。それは古くからの戦史ファン中にも少なくない。
ミッドウェーの利根4号機の話など、「あれがなければ勝っていた、」と主張される方々を私は多く知っている。「日本はハワイを攻略すべきだったのでは」という意見を承ったことも一度や二度ではない。「戦艦大和はアメリカの戦艦5隻を相手にできた」、真顔で言っていた人もいた。
これらが「幻想」であることをこの本は丁寧に書いている。

解説している戦闘の資料としても十分である。

ゼロ戦1機は2機のF4Fを相手にできたと主張される方は、この本を読んでから反論していただきたい。

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13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By motofji VINE™ メンバー
形式:単行本
 太平洋戦争については、意外なほどに数字を元にした分析が行われていないと思う。あるいは逆に兵器のカタログスペックにこだわり、運用面を無視した議論が多い。そして、感情的に、「もう少しで勝てた。」「こうすれば勝てた」という書が多い。
 それに対して本書は、冷静に数字で太平洋戦争の虚構を分析した本だ。
「運命の5分間はなかった」では、利根4号機が30分前に出発していたら、その時には敵空母が別な所にいたので敵空母を発見できなかったという当たり前のことだが、議論の盲点になっていることをきちんと説明している。
「ソロモン機動部隊の戦い」では、日米空母戦を5個の要素(航空索敵能力、目標到達能力、防空能力、攻撃能力、ダメージコントロール能力)に分けて、数字で比較している。驚くほどに互角だということがわかる。日本海軍が有利と言われてきた緒戦でさえ、互角だったことが明瞭にわかる。
「仮想戦闘 日米戦艦の戦い」や「無敵戦艦大和という虚像」では、漸減作戦やアウトレンジ戦術が無理な作戦だったかがよくわかる。25km以遠での砲撃戦では、敵艦を正確に見ることができないので弾が当たらないのだ。そして「砲撃の時には25km以内に接近すべし」と当時のマニュアルに書いてあったそうだ。
「崩壊する帝国の戦争経済」では簡単な数字で、日本の海上輸送が太平洋戦争を闘うのには不足していたことをわかりやすく説明している。
 小学生でも計算できる計算なのに、当時の日本人はもう冷静さを失っていたのだろう。優秀な頭脳を持った当時のエリート官僚が、こんなばかげた戦争を始めたわけだが、誰でもそうなる可能性があると思う。二度とあのようなばかげた判断をしないよう、戦史に学びたいものだ。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
さすがに本を出すだけあって、常識レベル以上にバッタバッタと斬ってくれる。

ただ突っ込み過ぎると、史実の戦火さえなかったこと・奇跡中の奇跡ってことになりかねない。

「勝てたかも知れない」を疑うのと同様に、この本も「うのみ」にすべきではない。

(まー単に心構えの問題で、この本に「勝てたはず」に等しいトンデモ論があるとは思えないが、、)
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