1巻、2巻が発行されてから、どれだけの時間がたっているでしょうか。当時ソードワールドなどに馴染んでいた世代も、今ではもう離れてしまっているでしょうか。
はっきりとした色合いのストーリー展開や、性格のはっきりしたキャラクター設定などは、TRPGっぽい感じです。サーラが、カミートと話をするようなシーンなど、のりがTRPG的な感じというか…。泥棒猫なども…。逆にそれは、単純に物語としてとらえた時にちょっと浅く感じてしまうような気もしなくもありませんが…。ライブ感があって、良いのかも知れませんが。
運命論的な部分にしても、まぁ恋愛的な部分なんかにしても、若かりし頃に読みたい作品だったように思います…。
巻を重ねるにつれ、少しずつサーラも成長して来ました。冒険者としての成長はともかく、冒険者への成長を描いた作品として、新鮮な衝撃を受けた記憶があります。テレビゲームなどと比べて、非常に世界の奥行きを感じていました。ソードワールドという虚構世界を構築していく作品の一つとして、リプレイ集などと並んで重要な作品だったのだと思います。
なかなか面白い話の納め方になっているなと思います。