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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
やってやれるかも、と思える、神経疲労時の栄養補給本☆,
By ハンカチ王女 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: やってられない月曜日 (単行本)
高遠寧々・28歳。名前はキラキラ少女漫画風だが、どっちかというとお年頃とは思えない地味っぷり。 コネ入社でもぐりこんだ大手出版社・経理課勤務。領収書をごまかそうとする 無礼な人もいるし、コネの後ろめたさもあるけど、同じコネ入社組の親友・弥々だって おなじ会社の総務にいるし、忙しい決算のとき以外は、基本的にマイペースで いられる悪くないOL暮らし。アニメとか模型とか、ちょっとヲタクっぽい趣味は あるものの、基本的に、平凡な毎日を淡々と過ごしている・・・そんな平凡な会社員生活でも たまにはちょっとした事件、とも呼べるかどうかビミョーなトラブルくらいはあるもので。 働く女子を描いた小説は多いけれど、キャリアウーマンとして過剰に美化されてなく、 かといって、恋愛ばかりでお前いつ仕事してるんだ?とウソくさい感じもない 等身大なヒロインは、とても感情移入しやすい感じ。ヘタすると「私のほうが もうちょっとがんばってるかも」「ましかも」と思っちゃうくらいのフツーっぽさ。 寧々や同僚たちの周辺で起こる事件は、出版社が舞台と言っても、漫画やドラマに ありがちな「原稿をなくした」「作家を怒られて全員で熱く土下座した」みたいな、 もうおなかいっぱい!な展開ではなかったのもよかった。不倫やパワハラなど、 どこの会社でもありえなくはなさそうな感じの出来事。それらを知ることによって 寧々が、仕事って?会社って?といろいろ考えて、最後には物語が始まった頃より、 ほんの少しだけ会社や仕事と仲良くなっているような予感で明るく終わるのも良いです。 物語は、本のタイトルになっている「やってられない月曜日」という章から始まって 火曜日、水曜日、と曜日ごとの章立てになっているので、1日1章ずつ通勤電車の中で ざくざく読むのも似合いそうな1冊です。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
コバルトブックス30才ヴァージョン!?,
By
レビュー対象商品: やってられない月曜日 (単行本)
軽く読めて嫌みの無い内容で、おたく、秋葉、ネット等 現代の用語や背景の内容ではありますが なんとなく80年代コバルトブックスの読後感(^^♪ 麻生さんやレンさんの暗黒世界も好きですが ワーキングガールズウォーズや今回の作品も やがて近い将来OLになるであろう女子高生をもつ 母親の立場から読むと興味深いものがありますデス(*^_^*)
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
きっと毎日が輝いて見える,
By
レビュー対象商品: やってられない月曜日 (単行本)
軽く読めるのが良かった◎柴田よしきさんのこういうテイストって大好きです。 大手出版社に勤めるOLなんていっても、 みんながみんな仕事にやりがいを感じてて、常に充実した恋愛ができてるわけじゃない。 そこそこのお給料で、現実に不満を抱きながらもまあまあ妥協して生きてる。 毎日にドラマなんてない。 そこにリアリティを感じ、共感できました。 でも、何もないようにみえる平凡な日々の中にもちょっとした事件はある。 そういう小さな出来事を積み重ねながら、 仕事や会社や仲間のいい面を見つけて、少しずつ変わっていく主人公の寧々。 劇的な出来事なんてなくっても、人は成長していくもの・・・。 そのさりげなさが、寧々だけでなく 平凡な私たち読者にも可能性を感じさせてくれるんです。 コネ入社であることのコンプレックス。 容姿も良くなく、彼氏もいない。 自分にないものってはっきり自覚しがちだけど、 持っているものって自分ではなかなか気づけないもの。 寧々だって気づいてなかっただけで、いい友人や相談相手に恵まれている。 一生をかけて楽しめる生きがいも持っている。 これからは「自分が持っていないもの」ではなく「持っているもの」を数えてみよう。 持っているものの数は同じでも、 その方が毎日がきっと輝いてみえるよね♪ 週末、月曜日のことを思うと憂鬱・・・。 「やってられない」でも「やらなきゃならない」。 主人公と一緒に私もガンバローと、ちょっと元気を与えてくれる本でした。
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