1956年はエルビスにとっては最高の年になった。まず、初シングルの『ハートブレーク・ホテル』がビルボードで最高1位にチャートされる快挙をはたし、その後も数々のヒット曲を放ち、『冷たくしないで』『ハウンド・ドック』もチャート1位となった。
そして、映画に先駆けシングル『やさしく愛して』がリリースされ5週連続で1位となる。もちろん映画初デビューーとなったエルビスは歌だけではなく、映画でもファンを魅了することになっていった。
ちなみに、この『やさしく愛して』は南北戦争の曲で原題は『AURA LEE』であったのを歌詞を変えてエルビスがカバーした訳です。ウェディング・ソングとしても人気があるのはご存知の通りです。
それにしても、ロックだけではなく、多くのバラード曲を歌い上げたからこそエルビスの魅力が今日まで生き続けている訳で、その原点が『やさしく愛して』ということですね。この曲、もちろん、ラヴ・ソングですが、とても悲しさを誘う曲ですね。この作品でエルビスは4曲を歌い上げるが、ギターを弾きながら腰をシェークする独特のパフォーマンスは当時多くのファンを失神させたと言われている。なかなかですね。
弱冠21歳のエルビスですが、もうすでにスーパースターの貫禄十分の演技を是非お楽しみに!