情報システム部門にいて今一度要件定義などの上流工程を学ぼうと、BABOK(ビーエーボック)の勉強をしているが、この本は今まで読んだBABOKの本(計3冊)の中では最も分かりやすい。まさに「やさしくわかる」というタイトルどおりだ。
BABOKを勉強していると書いたけど、実はまだBABOK2.0のガイドは読んでいないという、まだまだこれからの自分にはとても分かりやすい内容で、一番初めにこの本を読めば、他の本ももっと理解が進んだように思う。これからBABOKを勉強しようと考えている人には、おすすめの本だと思う。
著者の一人、清水千博氏は日本で初めてBABOKのEEP(認定教育プロバイダ)に認定された人ということもあるだろうが、まさに教え上手。あえてガイドラインの章立てに従わず、日本での情報システムの開発手法の主流であるウォーターフォール型に合わせた記述にしているのも、実際のシステム開発の流れに沿って読むことができたので、理解が進んだと思う。
ただ、個々の記載内容は若干薄めなので、この本を読んだ後ガイドラインや他の解説書を読むことが必要かもしれない。