私の中で上村愛子の存在がはっきりしたのは、昨年6月皆川賢太郎と結婚のTV会見を見てからではないかと思う。それまで、彼女の名前や競技種目などは知っていたが、ここまで彼女のことに感心を持つようになったのは・・・なんだろう?。彼女の持つ魅力かもしれない。
”やさしく、強く、そして正直に”この本のタイトルを彼女はお母さんの生き方と評しているが、実は彼女の生き方を表したものと私は感じている。さまざまな過去の中で彼女はお母さんの愛情によってモーグルスキーに出会い、それを大切に育て、自分のものにし、オリンピックに4回出場した。
今回のバンクーバでメダルこそ逸したが、彼女の競技は素晴らしかった。TV会見を私は見て、彼女の涙に負けないくらい私も泣けて泣けて仕方がなかった。
彼女がブログにこう書いている。”どうして、こんなにも沢山の人が私を支えてくれるのに なんで結果は残せないんだろう。メダルはいつも ちょつとのところで届かない。”
でも、この本を読むにつれ、彼女は周りの人々の愛情にたっぷり恵まれているとても素晴らしい人であることに気づいた。表紙をめくるとチャミングな彼女の笑顔が迎えてくれます。のんびりと、コツコツとしか進めない彼女だから、本の内容は彼女らしい、やさしさが至る所に漂っている。世界的に活躍するスキーヤだけど、それを除けばやさしい、魅力のある綺麗な女性だということがわかり、ますます好きになって心からこれからも彼女を応援したくなりました。