統計学の基本事項を盛り込んだ本である。内容は、
○ 基本事項(平均値,中央値,標準偏差…etc)
○ 確率・確率分布(乱数,二項分布,正規分布…etc)
○ 推定・検定(t検定,χ^2検定…etc)
○ 多変量解析(回帰分析,主成分分析,判別分析…etc)
である。見ての通り、比較的、幅広い内容が扱われている。本書を理解すれば、統計学の概観はつかめるのではないだろうか?レベルは、入門〜基礎レベルといってよいであろう。ただし、ある程度、数学の知識がないと難しい部分もあると思われる。
私は、これまで、ブルーバックスの統計学関連の本を数多く読んできたが、本書がこれといって良いとも悪いとも思わなかった。良くも悪くも普通のブルーバックスの統計学関連の本なのだと思う。しかし、本書一冊で比較的幅広い内容が扱われているところは、なかなか好感がもてる。統計学入門者が読むには、悪くない一冊だと思う。