絵に安定感があって、女の子も主人公も(?)可愛いです。
キャラクターがそこまで個性的かというとそうではありませんが、
丁寧に心情が描写されているため「わざとらしくない個性」があります。
人とは違う才能を持って生まれ、その才能をいかして生きてきた主人公は、
思い切って前に進もうとしない人たちに疑問を投げかけます。
その想いが周囲の人間を変えていく……といったストーリーでしょうか。
主人公が天才だからといって、圧倒的な実力で相手をねじ伏せるような漢らしい展開はありませんが、
自分の生徒のために一肌脱ぐ主人公はかっこいいです。
ひょんなところで出た「日本が銃社会じゃなくてよかった」という台詞は主人公らしさが出ていておもしろかったですね。
声に出して笑うほど大きく感情を動かされる話ではありませんが、
読んでいてついほおが緩む作品です。
2巻も楽しみにしています。