野菜料理では既に名前の知られた 数々の野菜料理本やテレビでも活躍されている 「菜懐石 仙」のオーナー カノウユミコさんの初のエッセイ本です。
表紙は野菜とネコのデザインがおしゃれです。
読み進めていくと判りますが、ひとつごとのテーマと手軽な材料で作れるレシピが書かれています。
作者の人生観だけで無く、野菜と対話をしながら料理を作っている事や、一品一品の料理を作り上げていく過程が書かれています。
「おにぎりの威力」 と言う内容は、元気の無い時に是非、試してみたいと思える 作者のリアルな体験から産まれた産物だと思います。
今を生きる事と死を達観された心をお持ちのZENの高僧のような、簡潔でいて淡々とした文章は読みやすく心に爽快な気分を与えてくれました。
特に今、人生に活路を産み出し、生き方を変えてみたい人にも、十分うなづける 精神世界の本や自己啓発本と比べても、この本の作者の生き方は十分に参考になると思います。
料理を用いて、生き方を美味しく食べながら楽しく変えて行く手法は、なかなか日本人には無いフランス的独創性に満ちあふれています。
秀逸だったのは水さえもお料理の一つとして、紹介しているのが、驚きでした。
何度も読み直すと、ハートがホンワカ暖かくなり、頭がドンドン冴えてきて
必ず今の自分がリセットする素晴らしい本ですよ☆