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やがて哀しき外国語 (講談社文庫)
 
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やがて哀しき外国語 (講談社文庫) [文庫]

村上 春樹
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

初めてプリンストンを訪れたのは1984年の夏だった。F・スコット・フィッツジェラルドの母校を見ておきたかったからだが、その7年後、今度は大学に滞在することになった。2編の長編小説を書きあげることになったアメリカでの生活を、2年にわたり日本の読者に送り続けた16通のプリンストン便り。

内容(「BOOK」データベースより)

初めてプリンストンを訪れたのは一九八四年の夏だった。F・スコット・フィッツジェラルドの母校を見ておきたかったからだが、その七年後、今度は大学に滞在することになった。二編の長編小説を書きあげることになったアメリカでの生活を、二年にわたり日本の読者に送り続けた十六通のプリンストン便り。

登録情報

  • 文庫: 286ページ
  • 出版社: 講談社 (1997/2/14)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062634376
  • ISBN-13: 978-4062634373
  • 発売日: 1997/2/14
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 アメリカ生活の感触, 2004/5/5
レビュー対象商品: やがて哀しき外国語 (講談社文庫) (文庫)
これからアメリカに住むんだけど、アメリカでの暮らしの雰囲気を伝えてくれる本ってないかな。そんなことを考えている人には、最適な本です。

実は、私自身がそういう状況の下で、こういうことを伝えてくれる本を探したんですけど、生活上の視点から見たアメリカ観が書かれている本というのは意外に見つからないのです。例えば、同著者の「遠い太鼓」(これはヨーロッパの話だけど)、「うずまき猫の見つけ方」などは暮らしの雰囲気が伝わるというよりは、旅行記であって、旅行の内容を時系列的に書き連ねている。

これに対して、「やがて哀しき外国語」では、とりあげている題材が、旅行というよりは、よりアメリカの日常に近いものであるように思います。たとえば、アメリカのローカルな新聞とその面白かった記事についてとか。そしてその切り口も、政治解説者の切り口というよりは、一市民の切り口といった感じになっています。政治や、歴史や、経済を、大上段から分析していくのであれば、そういう分野のアメリカについての本格評論みたいな本は山のようにありますが、こういう普通のアメリカの生活者の観点を伝えてくれる本というのはなかなかない。

この意味で、アメリカ生活の感触を知りたいという人には、本当に興味深い本だと思います。

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21 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 住んでから読んだらすごくわかる, 2005/10/1
レビュー対象商品: やがて哀しき外国語 (講談社文庫) (文庫)
最初は語学についての本と思って買ったのだが、アメリカにすんでいる、または住んだことのある人はなかなか味わい深く読める本だと思った。
あのアメリカの自分たちは正しいという自信、敵か味方かという単純さ、
自由なようでいてある種自由でない社会を彼の眼を通してみることができる。
自分が感じていたんだけど言葉にできなかったもやもやを形にしてもらったという感じ。
特に「元気な女の人たちについての考察」の章は、ほんとうにそうだよねと思って読んだ。
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 すごく真面目で、深いエッセイです, 2006/11/29
By 
蜂蜜パイ (東京都) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: やがて哀しき外国語 (講談社文庫) (文庫)
村上朝日堂などでおなじみの、力の抜けたいつものかわいい村上春樹の

エッセイではなくて、プリンストン大学に滞在した、

彼なりの「アメリカ観」がわりと真面目に語られている。

アメリカの大学の知的スノビズムに対するある種の郷愁、

平和なサバービアに潜む恐怖、自由の国アメリカをつらぬく肥大した理想主義、

そして英語との格闘。

翻訳家である著者でさえ現地に住めばこんなに語学と戦っているんだ、

となんだか私たちをほっとさせてくれる一方、

あらゆる事象に対する彼の鋭いまなざしはやはり健在。

でも、決しておしつけがましくないところがいいのですよね。

留学経験者(特にアメリカ)にはぜひおすすめの一冊。
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