本商品、「キャベツ太郎」について語ろうとするとき、避けて通れない2つの命題がある、曰く「キャベツが入ってないのに何故キャベツ太郎なのか?」「あのパッケージに描かれているカエルのおまわりさんは何者?」
その答えについては諸説ある、インターネットが普及して、そのような素朴な疑問を直接企業に(気軽に)問い合わせる事が容易となり、実際に本商品を発売する「(株)やおきん」に問い合わせ、その答えを自らのブログ等で発表する方も少なくない、
しかしその度に企業側から返ってくる「公式見解」がまちまちなのだ、例えばキャベツが入ってないのにキャベツと商品名に入っているのは何故か?という問いには「商品の形がキャベツに似ているから」(芽キャベツと表現する場合もある)というものと「ソース味なのでソースをかけて食べるキャベツをイメージしたから」と答えが分かれ、あのカエルにしても「商品の味を守っているカエルのおまわりさん」「キャベツ畑を守っているコスプレ好きのカエル」さらに「(カエルの)名前は無い」「カエルの名がキャベツ太郎」と、質問の度に異なる回答を寄せている、
(同社の代表作であるうまい棒シリーズにおいてもあのパッケージに描かれた未来から来た猫型ロボットのようなキャラクターには名前が無いと公式サイトで回答しておきながら同じサイト内に「うまえもん」と表記されていたりする、)
しかしこの「ゆるやかさ」こそ、駄菓子のもつ魅力ではないだろうか、
駄菓子を食べなくても別に困らない、だからこそ駄菓子を食べるという行為は小さな、本当に小さな贅沢ともいえる、
このくちどけの良い丸いスナックにソースのうまみ、見た目に栄える青海苔、それらを次々と口に放り込みささやかな喜びをかみしめる、僅か20円の代価でひと時の幸せをあたえてくれる、
それがこの「キャベツ太郎」なのだ。