ライオンは髪をきれいにとかし、ゾウはセーターに着替え、クマはジャムとピーナッツを持ち、カンガルーはおなかのポケットに赤ちゃんを入れ太鼓を手に…。いそいそと身支度をする動物たちの姿はユーモラスだが、擬人化されすぎていないのがいい。特に、ウサギはひとことも発せずに男の子のそばにただ寄り添っていて、お話に不思議なリアリティを与えている。男の子が、次々と出会う動物たちに大はしゃぎするでもなく彼らを従え、淡々と散歩を続けていくのもおもしろい。
絵は白地に黒一色で描かれている。うっそうと茂る木々の奥はただただ黒く、森が持っている怖さと紙一重の魅力をたっぷりと伝えてくれる。1963年発行の、ロングセラー。(門倉紫麻)
読んであげるなら:2才から
自分で読むなら:小学低学年から
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散歩していくだけなのに、ぐぐっと物語りに引き込まれていったようです。
こういう夢と現実のに間みたいなお話は、やはり子供の心を一瞬にして
ひきつけるのでしょう。読み返すごとに、絵本のよさがじわじわにじみでてきます。これは読み聞かせが定着して、絵本の面白さがわかり始めたお子さんに
向いているんじゃないでしょうか?おすすめです♪
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