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ものの人類学
 
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ものの人類学 [単行本]

床呂 郁哉 , 河合 香吏
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

人を動かすのはモノである。だからこそ、いわゆるフェチシズム論や物質文化研
究ではない、真に【モノを主人公にした】人間中心主義を越えた人 類社会論を
構築する熟練の逆説/ものの介入/記号的なものの物質性/アフォーダンス等
々音や会話といった事象をも対象に斬新な方法・ 視点と溌剌とした議論で、
新しい人類学を拓く秀作。

内容(「BOOK」データベースより)

“モノが主人公”の人類社会論は可能か?熟練の逆説、ものの介入、記号的なものの物質性、アフォーダンス等々―斬新な方法・視点と溌剌とした議論が生み出す鍵概念が、人類学の新しい可能性を示す。

登録情報

  • 単行本: 381ページ
  • 出版社: 京都大学学術出版会 (2011/4/14)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4876989966
  • ISBN-13: 978-4876989966
  • 発売日: 2011/4/14
  • 商品の寸法: 22.2 x 15.4 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 475,157位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
レビューを書こうと思って,アマゾンのページを見ると,「あれ,本屋で買ったものとデザインが違う」と一瞬戸惑った。そうか,そういうことか,この本は,表紙に中国の切り紙(剪紙というのだそうな)が付けてあるのだが,どうも,一つ一つ違うらしい。その足でもう一度ジュンク堂に行ったら,またまた違う切り紙が貼ってあった。凝ってるなー,と感心したが,どうも私のそうした行動自体が,この本の狙いらしい。つまり「人を動かすのはものである」。確かに,いちいち違ったデザインという「もの」は,それを確かめずにはいられない何か(それを「アフォーダンス」と言うのだそうだが)を持っているような気がする。くだんの剪紙も本書の第1章のテーマなのだが,窓に貼られて一年たてば朽ち果てるその「はかなさ」ゆえに,農家の女たちが何代も何代も,農閑期の楽しみとして再生産してきたのだという。ものや社会といったものが,あたかも「確固」としたものとして生きてきたこれまでの暮らしが,大震災であっという間に揺らいだように,「はかない」がゆえに持続できるものもある。もともと本書がそれを意図していたのかは分からないが,非常に考えさせられた。
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