出版社/著者からの内容紹介
歴史的な悲劇から、
希望に溢れる神話が生まれた─
全米ベストセラー、人気若手作家による9・ 11文学の金字塔、ついに邦訳。9歳の少年オスカーは、ある鍵にぴったり合う錠前を見つけるために、ママには内緒でニューヨークじゅうを探しまわっている。その謎の鍵は、あの日に死んだパパのものだった……。全米が笑い、感動して、心の奥深くから癒された、時代の悲劇と再生の物語。ヴィジュアル・ライティングの手法で編まれる新しい読書体験も話題に。
希望に溢れる神話が生まれた─
全米ベストセラー、人気若手作家による9・ 11文学の金字塔、ついに邦訳。9歳の少年オスカーは、ある鍵にぴったり合う錠前を見つけるために、ママには内緒でニューヨークじゅうを探しまわっている。その謎の鍵は、あの日に死んだパパのものだった……。全米が笑い、感動して、心の奥深くから癒された、時代の悲劇と再生の物語。ヴィジュアル・ライティングの手法で編まれる新しい読書体験も話題に。
内容(「BOOK」データベースより)
「パパがどんなふうに死んだか知る必要があるんだ」「なぜ?」「そしたらどんな死に方をしたか発明しなくてもよくなるから」9.11の物語。世界的ベストセラー待望の邦訳。
出版社からのコメント
突如ふりかかる歴史的悲劇に真っ向から対峙した、 世界的ベストセラー、待望の邦訳! 「パパがどんなふうに死んだか知る必要があるんだ」 「なぜ?」 「そしたらどんな死に方をしたか発明しなくてもよくなるから」
カバーの折り返し
これはすごい計画だった。 土曜日と日曜日を使って ブラックという名前の人たち全員を見つけて、 パパのクローゼットにあった花びんのなかのカギについて 知っていることがあったら教えてもらうのだ。 カギ穴を探しにアパートを出るたび、 ぼくは少し軽くなって、 というのはパパに近くなるからだけど、 少し重たくもなって、 それはママから遠くなるからだった。 いま感じているのは悲しさ、 うれしさ、怒り、愛、やましさ、 楽しさ、恥、それとユーモアを少し。
著者について
ジョナサン・サフラン・フォア(Jonathan Safran Foer) 1977年、ワシントンDC生まれ。プリンストン大学在学中に作家のジョイス・キャロル・オーツに才能を認められ、2002年に『エブリシング・イズ・イルミネイテッド』(ソニー・マガジンズ、2004年)でデビューした、現在アメリカでもっとも注目すべき若手作家。全米ベストセラーとなった同作品は、ガーディアン新人賞、全米ユダヤ図書賞、ニューヨーク公共図書館若獅子賞など数々の栄誉に輝き、世界30カ国で翻訳されている。長篇二作目の本作もサルマン・ラシュディ、シンシア・オジックらの同業者や、ニューヨーク・タイムズ紙、ブックリスト誌、Salon.comなど各方面で絶賛され、2009年には食をテーマとしたノンフィクション、『イーティング・アニマル』(東洋書林、2011年)で、米国の食肉・水産業界に一石を投じるなど、つぎつぎと話題作を送り出している。小説家の妻ニコール・クラウス、ふたりの子どもとともにブルックリンに暮らす。
訳者 近藤隆文(こんどう・たかふみ) 翻訳家。1963年静岡県生まれ。一橋大学社会学部卒。訳書に、フォア『エブリシング・イズ・イルミネイテッド』、マクダネル『トゥエルヴ』(以上、ソニー・マガジンズ)、アデア『エジソン』(大月書店)、クラウチ『ポスト・デモクラシー』(青灯社)、ボール『バルサとレアル』、カスパロフ『決定力を鍛える』、マクドゥーガル『BORN TO RUN 走るために生まれた』(以上、NHK出版)など多数。
「日本経済新聞」2011/9/11
気鋭の作家は「3・11」後を生きる日本人も共有する感情を、
ユーモラスであるが故に深く心にしみる筆致で描き出す。
字間を詰めて焦燥感を表すなど、視覚に訴える翻訳・編集も効果的だ。
ユーモラスであるが故に深く心にしみる筆致で描き出す。
字間を詰めて焦燥感を表すなど、視覚に訴える翻訳・編集も効果的だ。
「朝日新聞」(斎藤環氏)2011/10/23
少年が象徴=父を回復する感動的な第一歩は、
3・11後を生きる私たちにとっての貴重な
道しるべでもあるだろう。
3・11後を生きる私たちにとっての貴重な
道しるべでもあるだろう。
「週刊ポスト」(岩瀬達哉氏)2011/10/7号
本を閉じたあとは、まるで両肩を揺さぶられたような感覚に
陥るだろう。
陥るだろう。