登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
周到な作りの本,
By
レビュー対象商品: ものがたりのお菓子箱―日本の作家15人による (単行本)
朝日新聞日曜版に読書歴を中心とした筒井康隆の自伝が連載されている。その中で絶賛されていたのが川端康成の短編「片腕」だ。本書はその作品を含む、15の短編が収められている。
その川端康成の作品は筒井康隆を驚かせただけあって、すごく異様だ。不気味で、あり得ない設定でありながら、エロチックでどきどきする。ノーベル文学賞に輝く日本情緒を代表する作品で有名な作家に、こんな異質な作品があったとは驚いた。 錚々たるメンバーの作品と作品の間は安西水丸のイラストで飾られる。通常の挿し絵だと作品ごとに1点のイメージが掲載されている場合が多いが、この短編集では作品の終わりに複数のイラストが収録されていて、これが作品に余韻を与えている。イラストを中心に、そこから発想した短編集という見方も可能かもしれない。 水丸氏のイラストといえば村上春樹作品とのつながりも強いので、本書は村上ファンにも気に入られるかもしれない。なかなか周到な作りの本だと思う。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
お菓子箱のように楽しめる短編集,
By
レビュー対象商品: ものがたりのお菓子箱―日本の作家15人による (単行本)
ひとつひとつの物語にお菓子の名前(キャッチフレーズみたいなもの)が付けられていて、まさにそのとおり、日本を代表する小説家のお歴々のエッセンスの詰まった一冊でした。
今まで、この中の作家さんたちの物語を読んだことはなかったのですが、このような形でめぐりあえて本当に良かったです。 と言いますのも、90年ほど昔の物語もあるのに、どれひとつ時間を感じさせずむしろ新しいと思える感覚で読むことができたからです。 どれも不思議で個性的な世界が描かれており、退屈せずに次から次へとお菓子を食べる手が止まらないように読み干しました。 まだ昭和の作品に触れたことのない方に入門としておすすめの一冊です。
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
イラストが話すアンソロジーとしての物語なのか。,
By フランク幸 "inkrolle" (藤沢市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ものがたりのお菓子箱―日本の作家15人による (単行本)
読み進むと1話1話に吸い込まれて行く。何か全集を読んでいる様な重たい錯覚に陥るが、ふと安西さんのイラストに出会うとホッとする。蝿が天使の様に・・・。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|