かちっとした文章の中に、著者の想いがぴりりと効いて、
読んでいて気持ちのいい本でした。
それにしても、あんなにぽわーんとした平和な絵を描いたモネという画家が、
私生活では意外にも、贅沢好みで、ちょっと人でなし。。。
病気の奥さんと6人の子連れの人妻との共同生活って。。
ちょっと想像がつきませんが、そんな中、あんなきれいな絵を描いていたんですね。
それでも、周囲の人々がどんどん巻き込まれていってしまう、
モネの人間的魅力というものが、この一冊を通じてよくわかりました。
「もっと知りたい」シリーズは、何冊か読みましたが、
なかでもこのモネは、図版が豊富で贅沢です。
モネのタッチの変遷がわかるページは、見るけで納得。
何より、オランジュリー美術館の睡蓮の見方を解説している特集はよかった。
こんなの面白い見方があったんですね〜
ぜひぜひ、オランジュリーに行ってみたくなりました。