近代の始まりを代表する重要な画家、エドゥアール・マネ。しかし、その名の著名さに比して
日本では、展覧会も少なく、また全貌をカバーするような本もあまりありません。
この「もっと知りたい」シリーズは、オールカラーで、80ページと薄手ですが、
そのマネの生涯、作品の特徴をわかりやすくまとめています。
展覧会では、マネの代表作を集めることは非常に難しいことですが、この本には
≪草上の昼食≫≪フォリー・ベルジェールのバー≫をはじめ、代表作とその解説も
十分につけられています。
さらにマネの活躍した時代のパリの様子、印象派を代表するクロード・モネと
同じパリを描きながら視点が全く違うこと・・などコラムも充実しています。
微に入り細に入った研究書というわけではありませんが、コンパクトで充実した
本なので、タイトルのとおりマネの生涯と作品を気軽に楽しめる本だといえます。