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もっと塩味を!―Plus de sel,s’il vous plait!
 
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もっと塩味を!―Plus de sel,s’il vous plait! [単行本]

林 真理子
5つ星のうち 2.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

女は天性の味覚で男の料理に惚れ込み、〈ミシュランの星〉獲得に人生を賭けた-平凡な主婦が身を投じためくるめくフランス料理の世界、パリ出店までの苦難と愛憎の日々を描く長篇。

内容(「BOOK」データベースより)

和歌山から東京、三浦半島、そして…パリへ。妻として、母としての平穏な暮らしを捨て、めくるめくフランス料理の世界に身を投じ、全力で駆け抜けた苦難と冒険の日々。夢に生き、愛憎の果てに散った、短くも激しい天性の味覚を持つある女の生涯。

登録情報

  • 単行本: 255ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2008/08)
  • ISBN-10: 4120039544
  • ISBN-13: 978-4120039546
  • 発売日: 2008/08
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 312,898位 (本のベストセラーを見る)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
キッズレビュー
形式:単行本
ほかの方のレビューを見て
「もしやモデル小説とご存知でないのでは」
と思うにつけ、コメントせずにはいられなくなった。

母が買ってくる婦人公論をよく眺めていたので
この小説は、連載時から知っている。

これもモデル小説だが、『RURIKO』や『白蓮れんれん』と違い、
どちらかと言うと『アッコちゃんの時代』のように
世間的にあまり知られていない人(あまり知らないのは僕が無知だからか)を
主人公に据えている。
物語は、主人公の若い頃と現在が、交互に進行する。
若い頃を描いた話の流れは、スピーディーで起伏に富み、
現在の話は暗い予感と緊迫感に満ちている。

前者と後者の時間差はどんどん縮まり、クライマックスへと収斂していく。
(あ、フォレストガンプみたいな構成といえばいいのかな)
どういう結末へと導かれるのだろう、と僕は楽しみになってきていた。

しかしそんな折りである。
主人公同様に闘病中であった、モデルの方が亡くなった。
モデルの方は波瀾万丈の人生を歩んだわけだが、
僕が考えていた以上に、小説は現実と近い時間軸で進んでいたようだ。
小説のほうも悲しい哉、その軌跡をなぞらねばならなくなったらしい。

以上のような経緯があり、また、モデル小説と知らなかったのであれば
この小説の読後感はあまりスッキリしたものにならないかもしれない。
ただ、(ノンフィクションではないにしても)この主人公のように
哀切とも壮絶ともいえる、そんな人生を送った女性の存在が
小説の背景に透かし見えてくると、やはりなにか一種感慨深い気持ちになってくるのである。

はい、フォローおしまい。
主人公が若い頃、とりわけ80〜90年代の描写は、
地の文も会話も、そして全体からにじむ雰囲気にも
ちょうど当時の小説に見られるような表現、言葉遣いが(たぶん)意識的に選ばれていて
あぁこのへんはこの著者らしいな、と思ったりもした。
ちょっと甘めに星4つ。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
東京のレストラン好きなら、かの店のシェフの醜聞を思い出して、その背景をのぞき見るような気分で読むだろう。著者はこの本を執筆にあたって、マダム当人に取材をしたのだろうか。とすると、マダムは半自叙伝となるこの本を世の中に出すことで
なにを伝えたかったのだろうかと思った。シェフへの愛?フランス料理への愛?自分が生きた証を、最後に著者に託したのだろうか。しかし、著者のマダムへの視線は、どちらかと冷めていると思った。華やかなフランス料理という舞台を描きつつ、それに対比するように、マダムが駆け抜けたバブル時代の虚や、愚かしさが、すーっと浮かび上がってくる。捨てた者は捨てられる。だとしたら、Yシェフが現在の若い奥様にいずれそうされたとしてもおかしくないよな、なんてよからぬことを妄想したりして。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
林真理子が食べ物にまつわる話を書いた、ときたら読まずには
いられなかった。
期待した割には消化不良な結果。
骨太なストーリーを想像していただけに、淡々と進む物語。
あっという間に読み終わった。

文庫になるのを待っても十分かも。
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