出版社/著者からの内容紹介
じゃ、株式会社「世界」の総売上が1億円で、そのうちのアメリカさんという営業マンが3300万円、日本さんという営業マンが1360万円を稼いでる…っていわれたら?
でかすぎてわかりづらい世界経済の数字を「1億円」「100万円」「1000kg」「1000本」「50万円(月収)」「500万円(年収)」などに置き換えて、比較してみたよ。
内容(「BOOK」データベースより)
内容(「MARC」データベースより)
カバーの折り返し
著者について
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1973年東京都に生まれる。慶応義塾大学経済学部卒業。海外にも英会話学校にも行かずに、大学在学中から独学で英語を身につける。大学卒業後、フリーの通訳・翻訳者や化粧品会社勤務を経て、現在はフリーとしてライター、ジャーナリスト活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
抜粋
世界全体の国民総所得を100万円とすると、そのうち31万7000円はアメリカが得ていることになる。また第2位の日本が、14万7000円を得ている。
ここでも、GDPの場合と同様に日米両国だけで世界の半分近く(46万4000円)を占めてしまう。世界に約200ある国のうち、たった2つの国が半分近くの所得を独占しているのだ。また、世界の人口が全体で60億いるなか、日米両国あわせると約4億人になり、約7%を占める。7%の人が50%近くの所得を持っていることになる。
第3位はドイツで、6万8000円ほどを得ている。日米にドイツを加えると完全に半分を超えてしまう。
その他、所得の多い国では、イギリスとフランスがそれぞれ4万8000円と4万7000円、イタリアと中国がそれぞれ3万8000円と3万5000円だ。この7ヶ国だけで、世界全体の所得の3分の2以上を独占している。
総所得でも、アフリカ諸国は低く、アフリカ大陸で一番所得の高い南アフリカでも4300円程度にすぎない。他の国はさらに低く、タンザニアやスーダンで300円、コンゴ民主共和国で150円、ザンビアにいたっては100円でしかない。コンゴ民主共和国の人口は5000万以上で、世界全体の1%近い人口なのだが、総所得の割合は0.02%しかない。アフリカ大陸全体でも、その総額は1万4000円にしかならず、日本やアメリカなどの先進国にはとうてい及ばないのだ。
しかし、所得に関してはアフリカ諸国よりもっと低い国がある。モンゴルの国民総所得は、なんとわずか30円でしかない! アメリカが年収3170万円のスーパーサラリーマンなら、モンゴルの年収は3000円! いったいどうやって暮らすのか他人事ながら心配になる。
ところで、元超大国のロシアの国民総所得はどの程度なのだろうか。実は、わずか8000円で、先の年収換算ではパート並みの80万円しかない。「米ソ」などといわれ、かつては世界を二分した超大国も、所得の上ではアメリカの40分の1しかなかったことになる。