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もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら (幽ブックス)
 
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もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら (幽ブックス) [単行本]

工藤 美代子
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,365 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

『悪名の棺 笹川良一伝』などで知られる、稀代のノンフィクション作家・工藤美代子は、実は「視える」人で「日常が怪談」の人だった! 衝撃の文豪怪談実話「三島由紀夫の首」収録。怪談実話の名著『日々是怪談』(「婦人公論」連載)の著者による久々の怪談エッセイ。じんわり怖い、作家の日々続々怪談。

内容(「BOOK」データベースより)

ノンフィクションの第一人者が自らの不思議体験を綴る、怪談実話エッセイ。怪談専門誌『幽』連載「日々続々怪談」ほかに書き下ろしを加え待望の単行本化。衝撃の文豪怪談実話「三島由紀夫の首」収録。

登録情報

  • 単行本: 254ページ
  • 出版社: メディアファクトリー (2011/5/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4840139148
  • ISBN-13: 978-4840139144
  • 発売日: 2011/5/20
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「日々是怪談」の続編的なエッセイ集, 2011/6/29
By 
いせむし (東京都) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら (幽ブックス) (単行本)
満足しました。

「日々是怪談」を読んだのは随分前。
工藤さんの日常にある怪異を、
さらっと切り取ってみせてくれた「日々是怪談」は、
変な解釈もなく直球でした。
工藤さんのユーモアのセンスも混じり、
リアリティのある怪談話として、
読み手をぐいぐい惹き付けました。
(まだお読みでない方はぜひお読みください)

三島由紀夫のエピソードや家族のはなしなど、
「日々是怪談」から続く話題であり、
話が続く面白さがあります。

ただ工藤さんの本作の姿勢が、
回顧録的とでもいうべきでしょうか、
過去を振り返るスタイル。
前作では全編に満ちていたエネルギッシュな印象が、
弱くなっているような気がします。
老けるには早いんじゃないかと思ってしまいました。
もっともっと書いて欲しいですね。

ちなみに元夫の連作が、私は一番怖かったです。
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18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 これは単なる『怖い』話じゃない, 2011/6/12
レビュー対象商品: もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら (幽ブックス) (単行本)
一見、軽々しいオカルト話かと思ったら全然違った。

軽快な語り口で「重さ」がないが、その実、人の死や哀愁が物凄い。三島由紀
夫と川端康成のくだりは「遠い過去」を非常に身近に感じそれに結構怖い。そ
の前章の哀愁と救いは胸にくるものがある。

最近は煽り気味の文体(?)やシーンで狙いすぎ感のある娯楽小説が増え、脂
っこい食事にも似たモタレを感じていたが、これは非常に清涼でしかも味があ
った。オカルトが題材であるというのに……、すばらしい。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 霊体験を媒介にした、壮絶な人生の回顧録。, 2012/1/13
By 
Amazonが確認した購入(詳細)
レビュー対象商品: もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら (幽ブックス) (単行本)
作者が、自分のことを霊感がない、あるいは鈍感である、と断り書きを繰り返しながら、自分の周りでは不思議なことが起こる、ということを認めていて、そのふたつの間のギャップが自分にはいまひとつ受け入れるのが難しく感じられました。

それがたとえどんな感じ方であろうと、あるいは、この方はもっと「鋭い」感性のことを霊感がある、敏感であると表現するのかもしれないが、一般的には見えないものが「見えている」ことは十分自覚されているのを霊感がない、と言い切るのはやっぱり無理があります。

さて、この本は不思議なこと、異界の存在を媒介にしながら、大部分は自分と、自分の一族、そしてそれを取り巻く縁者の備忘録のようです。その数奇な人生は並々ならない苦労の連続なのですが、この方の家が母方、父方とも半端でない資産家であることが、ここに記されたような激しい浮き沈みや、ひとかたならない愛憎劇を体験させたのであろうし、またその「普通でない」環境が、異界に対して感性を開いて行くことになったのかもしれないなと思いました。

この方が、自分には霊感がない、と書かれているのと同時に、自分は霊能者や超能力者を語っているひととは一切関わりあいたくない、うさんくさいと冒頭で書かれているのですが、それはおそらく、この方にとっての異界の体験がとてもリアルで、生涯にわたって普通に身近かあるために、霊能者、超能力者と自分でいう人たちの発言が、空々しく感じられているのだろうと思われました。たとえていうならプロのゴルフプレイヤーが、自分でうまい気になっているアマチュアのプレイヤーを見て白けるような感じではないかと想像しました。

ここで語られたところによると、この方の霊感DNAは父親から受け継がれたようで、それはまた、たった一人しかいない姪御さんにも表れているようです。しかし、この方の縁者で、血縁ではない人たち(お手伝いさん、ばあやさんたちです)も、同じように異界の存在を「見る」ことが多々あって、これらの感性は、血統もそうですが、その住まいする場所や、周囲の人間にも「伝染」して、ある「磁場」を形成するのだろうな、と想像されました。

わたしが一番気に入ったのは、障害者の兄と、書き手の家にやってきた大型犬との間に結ばれた友情の話です。その犬は死んだあとも頻繁に「やって来て」、盲目で知能障害もある兄が、そこに「来ている」犬と触れ合う話に、静かに心が動かされました。
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