広告代理店に勤務し、サッカーのアルビレックス新潟を担当したことから、めぐりめぐって北陸・上信越6県にまたがる独立リーグ「BCリーグ」を作り上げた男たちの実録である。
面白い。
とかくこういった本は自画自賛に陥るか、その世界に詳しい人にしかわからない狭い世界の話になるのがオチであるが、これは野球を知らない人でも十分に楽しめる。
「野球」を愛してやまない『バカ』たちの奮闘ぶりが楽しい。
家族の間での葛藤ぶりも、身につまされるが楽しい。
なにより、『BCリーグ』の理念である「地域と、地域の子供たちのために」という“BCL憲章”を、本気で実現しようとする過程が素晴らしい。
社会人のための、企業人のためのテキストにも十分になる良書である