タイトルどおり、「坂本龍馬がこの時代に生きていて、しかも営業マンだったらどうするだろう?」という視点で、いろんな角度で営業スタイルを見つめていく話なんだけれど、筆者自身が相当苦労してスーパー営業マンになったそうで、半分以上がその武勇伝になってしまっているところがやや痛い。社長になるために、フルコミッション営業(完全報酬型)を5つの業界でナンバーワンになる、という試練を自分に課し、達成したんだと。へえーすばらしいねそれは、というかんじ。
肝心の坂本龍馬だったら、については、まあ上手にまとめてはいる。なんでも筆者は坂本龍馬を相当にリスペクトしているので、敬意を払いながら、「あるべき営業の姿」について語っている・・・が、ちょっと自分自身は心がひねくれちゃってるので、あんまりストレートに受け止めることができず、素直に賞賛できる本ではなかった。
ただしちょっといい言葉だと思ったのは、「『俺には俺のやり方がある』という人ほど愚かなものはありません。・・・・」というくだり。その1ページはとてもいい内容。