「JTB」というとかつての日本交通公社、愚生もこうした旅行業界に関わる身であるので、大手の旅行社という存在である。しかしそのJTBが「萌え」ブームの最中である2005年に「もえるるぶ」なる一冊を出してきたのには正直驚いた。つい一冊購入してしまった。そして翌2006年にもその第二弾を出してきた。
しかしこれらは全て東京に集中してしまっていた。秋葉原中心のブームなので無理は無いだろう。全国のこうしたスポットを取り上げた一冊を出してくれても良いのでは…と思っていた。ところが2007年には全国版どころか東京版すら出てこなかった。
…しかしそんな事を諦めていた2008年、沈黙を破って出てきたのがこの本である。今度も東京だけだろうかと思ったらタイトルが「COOL JAPAN オタク ニッポン ガイド」とある。…という事は全国も紹介されているのかと思ったら、やはりそうであった。手にとって読んでみると従来のものよりも大判サイズになっている為かボリュームアップしている。またもえるるぶ2005、2006年版に登場するキャラ2名も出ているので、この2冊の読者も安心して読める。ただうがった見方をすれば、東京版だけではネタが尽きたから全国版にまで手を広げたとも思えないでもないが…。
しかし萌えブームが世界に広がり、発信元である日本では落ち着いた現在、色々とアニメ作品を見てみると数も多いからそれなりによく出来た作品も多い。そういえば「以心伝心」という諺があるが、それがアニメにも反映されているのだろう。微妙な感情の動きがアニメを上手く演出している。やはり日本のアニメは素晴らしい!