ア症とはアルコールへの依存症というだけではなく、向き合う力を奪われた方の主体性獲得の戦いなのだということがわかりました。人との関わりのなかで戸惑い、怯えや敵意さえ経験させられ、甘えを許されず、何とか物へ依存することで自らを助けようとしたことが、その後の苦しさをもたらしていくんだということが、またよく理解できました。そしてその解決には学ぶことを含めて、まずは共通の苦しみを持つ仲間と思いを安心して伝え合うことから始まるのだということ、そして社会に生きている人々、問うのではなく自らの文脈で勝手に理解したつもりでいる人々とどうやって安全なやりとりを行うかということを育てていうことが大事になることが読み取れました。女性のア症の方との共同作業のなか、多くの女性が共同参画社会なんてスローガンが必要なこの時代を悠々として生きていかれることを願っています。