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もう牛を食べても安心か (文春新書)
 
 

もう牛を食べても安心か (文春新書) (新書)

by 福岡 伸一 (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

アメリカ産牛肉輸入再開に向け政府は全頭検査を緩和する方向にあるが、著者の見解は時期尚早。狂牛病は原因も対策もまだ何も分かっていないからである。本書は警告を込めて現状を解説しつつ、一歩踏み込んで問題を考察する。病原体はどうやって牛からヒトへと種の壁を越えたのか。そもそもヒトはなぜタンパク質を食べ続けなければならないのか。その問いは、生きているとはどういうことか、という問いにも繋がっていく。食と生命をめぐる出色の論考。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

福岡 伸一
1959年、東京生まれ。京都大学卒。米国ロックフェラー大学およびハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授を経て、青山学院大学理工学部に新設された化学・生命科学科教授。分子生物学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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6 of 7 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 世界観がひっくり返される本, 2008/4/2
人間は何故、タンパク質を摂取し続けなければ

ならないのか?

食物を消化するとは、どんな意味をもった行為

なのか?

これらの問いへのアプローチがスリリング!!

そして、生物とはタンパク質の循環・流れの

中にある「淀み」である、という考え方が

紹介されています。

本書で書かれていることが、「本当」であるか

否かは判断できないのですが、

考え方、物の見方としては、

かなり衝撃的で、世界観がひっくり返される

といっても過言ではありません。

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21 of 27 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 目配りがよく、文章も読ませる、新書のお手本のような本, 2005/3/21
By izagon (神奈川県相模原市) - See all my reviews
~タイトルだけ見ると、ジャーナリスティックで時に扇情的な本なのかな、というふうに先入観を持ってしまいますが、広く目配りがきいていて、難しい科学的概念なども面白く読ませる、非常に良質な新書です。
「もう牛を食べても安心か」という問いに対し、著者は疫学と分子生物学に基づくこれまでの狂牛病研究の成果を丁寧に紹介して、答えています。
狂牛病~~が報じられるときに使われる「プリオン」とは何なのか?「菌」ではなく「ウィルス」でもない「タンパク質」が病原であるという仮説に、科学者たちがいかにしてたどりついたのか(そしてなぜ、いまだに根本的には解決されていないのか)。その説明は簡明で分かりやすく、知的興奮を感じます。
科学的な説明が中心であるとはいえ、その記述に偏重することなく~~、狂牛病がどのように発生し、どのように研究されてきたか、という歴史の紹介、あるいは「分子レベルで生物の身体を見たらどうなるか」を論じたシェーンハイマーの「動的平衡」の概念が紹介されたりと、一般向けの新書らしくさまざまな話題が提供されて、最後までとても面白く読めました。
2005年3月、アメリカから国務長官が来日して、牛肉の輸入再開が取り~~沙汰されていますが、基本的な知識と視点を身につけるのに良い本です。お勧めします。~
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67 of 89 people found the following review helpful:
2.0 out of 5 stars 書いてあるからといって事実とは限らない, 2005/11/20
 福岡氏の本書はBSE問題というタイムリーなテーマを扱っており,あまり聞き慣れないシェーンハイマーに触れていて新鮮な関心を呼んだようです。
 しかしシェーンハイマーに関する記述には多くの不具合・誤謬があります(十カ所以上)。おそらく二次資料に頼ったためであろうと思われます。
 誤りを一つを挙げれば,シェーンハイマーは一度も自分の説を「動的平衡」と呼んだことはないのです(最晩年に他の研究者を引用して使っただけです)。彼が重視したのは生体内で起っている物質代謝の「動的な状態」であって,「動的平衡」ではありません。もちろん「動的な状態」の局面には「動的平衡」も含まれるでしょうが,勝手に事実を捏造してシェーンハイマーが「動的な平衡という名前を付けた」としてはいけないでしょう。さらに福岡氏は,先般の朝日新聞で同じことを真しやかに述べ,加えてデカルトの機械論と対峙させて論じていたのには驚いてしまいました。
 シェーンハイマーは戦前の実験生化学者であり,その研究成果は歴史的脈絡で批判的に捉えなければ誤解を招くことになるでしょう。彼の実験はタンパク合成・分解とアミノ酸代謝を混合して測定していたもので,その結果を全てそのまま無条件に認めることは出来ないのです。シェンハイマーの功績は,当時全く不明だった生体内部の物質代謝の実態解明に光を当て,真実の一端を示したことでしょう。
 当たり前のことですが,本に書いてあるからといって全て真実とは限らないのです。
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Published on 2006/10/21 by ひろぴー

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本書にあるように、現段階ではまだBSEが本当に異常型プリオンタンパク質によるものなのか疑問が残る点もある。それ以上に重要なのが、著者が述べているように、本来行政... 続きを読む
Published on 2006/2/5 by dragonyuzunan

3.0 out of 5 stars 米国産牛肉輸入間近
 読んで損はないが、首をかしげるところもある。
... 続きを読む
Published on 2005/10/29 by pnきたみとしお

4.0 out of 5 stars 著者のシェーンハイマー論・生命論が読みたい
関心を持ち、購入したものの、長い長い間放置してあった。先日、ちょっと時間の空きができたときに覗いてみたら、止まらなくなった。読ませる。
... 続きを読む
Published on 2005/6/20 by モワノンプリュ

5.0 out of 5 stars すべてが体の一部に!?
どんなものでもまわりまわって自分のことに跳ね返るって
衝撃でした。これって、カルマのことじゃあーりませんか。
牛肉も然り。悪いブリオンが危険部位じゃ... 続きを読む
Published on 2005/6/6 by にー

1.0 out of 5 stars 2004年最大級のトンデモ本
著者の主張を帰納するとこうなる
「不確実性を持ったリスクは、その不確実性が排除されるまで受け入れるべきではない」... 続きを読む
Published on 2005/5/1 by レビュア

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