この本は、既にレビューを書いた「最後のストライク」と同様、津田恒美投手の生涯を描いたNHKスペシャル「もう一度投げたかった-炎のストッパー、津田恒美の直球人生-」が特別放送されたことを受けて買った物である。実際に読んでみると、正しくそのNHKスペシャルそのものであった。その上、「最後のストライク」では解らなかった野球人生も綴られていて、如何にして津田恒美投手は広島東洋カープのストッパーとして伝説を残していったのか解る。
又、(NHKスペシャルの特別放送時にゲストとして出演していた)元広島カープ捕手の達川光男さんや、かつて対戦したことがある元ジャイアンツの原辰徳さん等、多くの人の証言も書かれていたので、より津田恒美投手のことが理解できる。
確かに、脳腫瘍で亡くなってしまったのは残念である。しかし、本当に津田恒美投手は野球を始めてから死ぬまで直球人生を貫き、広島のファンを始め、多くの人に伝説を残していったのだと思う。その生き方は、多くの人に影響を与え続けるのではないだろうか。