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18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
誤訳大国日本,
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レビュー対象商品: もうひとつの愛を哲学する ―ステイタスの不安― (単行本)
誤訳とは何か。それを知りたければこの訳本を原著と一緒に購入し読み比べてみるといい。同著者の『哲学のなぐさめ』と同じく、原著は非常に優れた本であり、是非多くの人々に読んでもらいたいと思う。しかし、この訳書だけを見るならば評価はゼロにしてもまだ生ぬるいくらいである。このようなわけのわからない日本語で書かれた本が、特に問題なく出版されてしまうという事実にはどうも気が滅入ってしまう。しかも、原文に忠実に訳したために読みにくいというのではなく、原文の意味を完全に捉え損ねている上に(いや、むしろ捉え損ねているから?)読みにくいのである。もちろん、翻訳について勉強したいと考えている人にとってはこの本も有益な部分があるかもしれない。本書は、翻訳大国と言われているこの国に誤訳書が跋扈していることを示す好例であり、また、本書と原著を比較してみることで、中原氏の『誤訳の構造』のように、典型的な語訳例とはどういうものかを知ることができるかもしれない。 ただ、本というものの本来の用途、すなわち、内容を知る、という観点から見た場合、本書は到底その機能を果たしているとは思われない。純粋に原著者の意図を知りたい人は、英語で読むことを強くお薦めする。
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
誤訳ゼウス,
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レビュー対象商品: もうひとつの愛を哲学する ―ステイタスの不安― (単行本)
「propositionが同じならいいじゃない」とよく言われるが、この翻訳には、命題が明らかに反対になってしまっている部分がある。 ひどいところでは、原書の単語を見間違えたとしか思えない部分もあり、 翻訳作業の粗雑さがみとめられる。 訳の日本語の「美しさ」などは二の次でよいから、 もっと推敲を重ねた上で、せめて原書の命題が伝わるような翻訳を出版して欲しい。 改訳版の登場を心待ちにしている。
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
日本語の崩壊,
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レビュー対象商品: もうひとつの愛を哲学する ―ステイタスの不安― (単行本)
学生の日本語能力が低下しているという。しかし、本書に看取せられるような日本語らしきものが活字となり、書店で大々的に売られているという事実を慮るに、問題の原因を近年の学生の勉強不足というような表層的な次元に求めるのは早計だと考えざるを得ない。日本語能力の低下・衰退はより根本的なところに根ざしたはるかに深刻な問題とみなさなければならない。元凶となっている癌を取り除かなければ真の回復は望めない。日本国民全体が目覚めるときがきているのではないか。どんな名訳にも誤訳はつきものである。しかし、そういった誤訳はたとえ原文の意味を取り違えていても、立派な日本語である。何語で書かれたすら判断しかねる本書は誤訳という名にすら値しない。せいぜいが高尚な落書きである。
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