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もう、ひとりにさせない
 
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もう、ひとりにさせない [単行本(ソフトカバー)]

奥田知志
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

家(ハウス)だけでなく、居場所・心の拠り所(ホーム)をも失った人々の姿から浮き彫りになる、深刻な日本社会の現 状。だれもが「ホーム」を必要としているなかで、教会は、人々の帰るホームとなれるのだろうか。ホームレス支援を始めて22 年の著者が、一人一人と交流を続けながら、血の通った「絆」を回復していく過程を、多くのエピソードを通して語る。

内容(「BOOK」データベースより)

ホームレス支援を始めて22年の著者が、「無縁社会」と呼ばれる現代にあって、真の「絆」の必要を訴える。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 208ページ
  • 出版社: いのちのことば社 (2011/5/6)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4264029228
  • ISBN-13: 978-4264029229
  • 発売日: 2011/5/6
  • 商品の寸法: 18.2 x 13 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 272,865位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
これまで、奥田さんの講演やお話を聞いたり、大学の講義で学生たちとNHK「プロフェッショナル」を見たりしてきました。
本書では、これまで聞いたお話に再びふれることができ、あらためて感動を得られたことを率直にうれしく思いました。
また、本書で初めてふれたお話も、とても印象的でした。

奥田さんの精力的かつ地道な支援活動と数々のエピソードを通して、涙しながら大切なものを確認させられる、とても豊かなメッセージを与えてくれる本と思いました。
そして、本書を読みながら得た感動や知見に比べれば、ほんとうに安い価格と私は思います。

この国の、貧困やホームレス、そしてこのたびの震災復興支援について考えるうえでも、重要な一冊と思います。オススメします。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ホームレス支援で有名な奥田牧師(NHKにもたまに取り上げられる)の半自伝的エッセー集。長年にわたるまさに公私を問わないホームレス支援活動の中で、牧師が体験したこと、考えたことは、魂を揺さぶれる。

自らのホームレス支援活動を、「ホームレスの方のための活動」というよりも、いわば「自らが神の存在を探し求めるための一種自己満足ともいえる活動」と位置付ける。

とりわけ、最初の神の実在に対するカール・バルト的考察と、巻末の「自己責任論」に対する批判的考察(「あなたの自己責任」ということは、「自らはコミットしませんよ!」という責任逃れの方便に過ぎない)は、「体験」を伴う考察だからこそ重みがある。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By nmocha
自己責任。5年前の首相が言ったその言葉。
イラクで3人の日本人拉致について。ずっと違和感があった。
彼女はボランティアで現地住民のために頑張っていた(と思う)
じゃあ何もするなという事か?この本でも取り上げられていて繋がった。
日本はそれなりに多くの税金を取って、やや『大きな国家』であると思っている。
アメリカほどゴ勝手にという国ではない。
その政府が自己責任という言葉を発するのは、関与否定、事なかれ主義、
「社会(赤の他人が関わるしくみ)というものの代表的存在であるべき政府が、「自己責任だ」と言い放つならば、いったい何のための政府なのか〜政府や国は、水から存在意義を否定していることにならないか」p169

本当に、自己責任というのはとても便利な言葉だ。
この印籠で、自分の正当化、関わらないことは悪くない
という事を主張し安心できる。「助けない理屈」ディスコネクトの時代

ホームレスの方が若者によって殺されたりする事件は
社会が拒絶/放置した象徴を若人が『掃除』した。それだけと、、、
ニュースになるが無視とそこまで差がない。

倒れていた時、道路の逆を歩くパリサイ人、助けたサマリア人。
イエスもそう。人を助けた。でも自分の命は救えなかった(救う気もなかったかもしれないが)
今の人から言わせれば「アホや」

では自己責任はないのか?あると筆者も言う
ただし自己責任を果たせる世の中になっていないという現実がある。
粗いセイフティーネット。一度離職するともとに戻るのが困難。
「自己責任論は、社会というものを崩壊させ、いわば、他人同士が支え合うということを否定した。私たちは分断されてしまった。自己責任論社会は、「だれも助けてくれない」という認識を、特に若者達に植えつけた。そして、路上の青年たちは「助けて」とは言わなくなった」p170

じゃあ何ができるのか
「祈りは願い事ではありません。祈りとは自分自身を神のみ手の中に置き、そのなさるままにお任せし、
私たちの心の深みに語りかけられる神のみ声を聴く事なのです」
筆者もマザーテレサも絶望に近いものがあったはず。徒労感もあったはず。自己満足ではないかと苦悩したはず。
それでも動き続けたのは神の愛以外に考えられない。
現代の共通的基礎思想である理性主義からは妥当な行動ではないだろう。
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