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20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
若い世代はこれをどう読むのだろう,
By ここ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: もいちどあなたにあいたいな (単行本)
かつて彼女の作品をいくつか読んでいて、久しぶりの長編ということで期待して購入。兄と妹、その周りの鬱陶しい親族。アラフォーくらいにはリアルな身近の闇。題材はいい。なのに読み進むと彼女の独特な文体だけが印象に残って、残念ながら放り出されたような気分で結末。文体は良く言うと懐かしい、率直に言うと鼻について「どの年代の女がこんな独白するんだよ?」と思ってしまう。初めて新井素子を読む若い世代の反応が気になるところ。
30 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
変わらない,
By
レビュー対象商品: もいちどあなたにあいたいな (単行本)
ファンでずっと追いかけてきたし、ぐいぐい引っ張られて没頭して読んだが、今回、澪湖のキャラが辛かった。
この作者の書く若い女性は基本的に善意で、思い込みが強く、あまり論理的ではない。 少女の頃は好きで感情移入して読んでいたが、この年齢になるとこのような登場人物の持つ「自分は善意なのだから、愛情を持っているのだから、混乱してやまとばちゃんを責めてしまったり(その他いろいろ)しても許されるだろう、わかってね」のような無意識の甘えが辛い。 引っかかりつつも、夢中になって時間を忘れて読むし、やはり、新作が出たらまた読むだろうとは思う。 作者は最初に読んだ二十年前からずっと、同じように物語を書いてくれているとも思う。 変わってしまったのは、読者である私の方なのかもしれない。 そういうことを考えさせる力がある小説、というのも滅多にないから、やはり凄いとも思う。
17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
期待はずれでした,
By
レビュー対象商品: もいちどあなたにあいたいな (単行本)
作者本人も書いていますが、書くのに費やした時間が8年って、ただ事ではない期間ですよね。
私は子どもの頃からファンでしたので、とても期待して購入し、読み進めました。 結論から言えば、期待はずれでした……。 「やまとばちゃん」の謎が明かされるまではとてもスリリングで、先へ先へと読み進めたくなります。読み手を引き付ける文章力は流石です。 しかしその謎が「え?」と言いたくなるようなあっけないもの(もしくは、強引なもの)でした。最後の最後で全部裏切られた感じがぬぐえません。 そして、澪湖の母親の独白が物語を進める上で何の役に立っていたのか、私には最後まで理解できませんでした。 女性のドロドロした心情を書かせたら右に出るものはいない作者ですので、読み応えはありましたが。 8年かかった理由が今ひとつよく分からない、というのが正直な感想です。
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