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29 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
入門編に最適、マニア垂涎のアイテムでもあり,
By チャボ (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: めくらやなぎと眠る女 (ペーパーバック)
著者の代表的な短編が、余さず収録されています。初期の代表作「貧乏な叔母さんの話」から、 優れた小品である「スパゲティーの年に」や、 さらには最新の短編集「東京奇譚集」の作品群まで。 1Q84で村上春樹を読み始めた方に、 短編の魅力も知っていただくには最適です。 *** また、全集にしか収められていない「人喰い猫」や、 書き下ろしの「蟹」が、マニアをも満足させることでしょう。 特に「蟹」は、とても興味深い作品ですよ。 あの名作「野球場」のなかで、登場人物が書いた小説を、 村上春樹氏自身が作品化したというものです。 *** 装丁もお洒落で、値段も(ボリュームを考えれば)手頃です。 プレゼントにも向いているかもしれません。
22 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「造園」された「喜び」に満ちた逆輸入短篇集,
By atomic-t (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: めくらやなぎと眠る女 (ペーパーバック)
第1弾だった『象の消滅』は黄色だったが、今作は赤色(濃いピンクか??)の装丁。 ちょっとクリスマスカラーっぽくもあります。 村上春樹の短編集には違いないのだが、 外国の読者に向けて編集され、 アメリカで英語版で出版された短編集と同じ構成で 日本で発売されるという「逆輸入」感覚が新鮮です。 村上春樹の小説ってもともと翻訳っぽい文体なんですよね。 本人も翻訳をするしね。 外国でも人気が高く国際派である村上春樹の 面目躍如の短編集なのです。 収録された24編のほとんどはすでに読んだ作品なのですが、 今回のために書き下ろされた新作があるのです。 それが『蟹』という作品。 買ってきてこの作品だけすぐに読みました。 わずか10ページの小品であるが、 なかなか余韻を残す味わい深い作品。 男女二人がシンガポールで見つけた食堂で 蟹を食べまくるお話。 最後は意外な展開をみせる。 村上春樹はイントロダクションでこう語っている。 長篇小説を書くことは「挑戦」であり、 短篇小説を書くことは「喜び」である。 長篇小説が「植林」であるとすれば、 短篇小説は「造園」である。 みなさんも村上春樹の短篇小説の 「造園」された「喜び」を味わってください。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ちょっとひっかかるものがありましたが、さすがだと思いました,
By 太 (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: めくらやなぎと眠る女 (ペーパーバック)
この短編集が他の短編集と重複していると知らずに読み始めました。ノルウェイの森や、スプートニクの恋人の元となる短編が入っている事も知りませんでした。 それらの事実を冒頭のイントロダクションで知って、読むのをやめようかとも思いました。 全作品を読もうとしているので、重複がある”ベスト盤”のようなものは、読むのが無駄だと思ったからです。 しかし、読後感は良かったです。 短編毎にどんどん村上ワールドに引き込まれていったと感じました。 他の作品を読むのが楽しみです。 マイナス1ポイントは、最初にひっかかった部分は、やはり気になるので。
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