原田氏のエッセイがこんなにも笑えてしまうのは、その内容が私たちの生活の非常に近いところにあるからだ。これから読まれる方のために内容は明かさないが、タイトルを見るだけでも「大ハシャギの運動会」、「写真はニガテだ」、「煮魚だめなんですう」等々このタイトルから思いつく話が、誰でも一つや二つあるはずだ。しかしだからといって、「ありきたりだなあ。」などと思ってこの本を敬遠してはいけない。身近な出来事が原田氏の独特の感性によってえぐられたとき、それは想像を越えた“爆笑”に姿を変えるからである。ただし一つだけこの本を読むにあたって注意しなければならないことがある。それは電車の中など人のいるところでは読んではいけない。ということだ。勿論、公衆の面前でも平気で大笑い!できる、という人なら話は別だが…。