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むかし・あけぼの―小説枕草子〈上〉 (角川文庫)
 
 

むかし・あけぼの―小説枕草子〈上〉 (角川文庫) [文庫]

田辺 聖子
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

中宮定子をとりまく花やかな後宮の色と匂いと笑い声を千年ののちまで伝えたい…。平安の才女・清少納言の綴った随想を、千年を経て、今清少納言・田辺聖子が物語る、愛の大長編小説。(熊井明子)

内容(「BOOK」データベースより)

美しいばかりでなく朗らかで怜悧、しかも文学的才能もゆたか、という類まれな女主人・定子中宮に仕えての宮中ぐらしは、今まで家にひきこもり、渇き喘いでいた清少納言の心をいっきに潤して余りあった。男も女も、粋も不粋も、典雅も俗悪も、そこにはすべてのものがあった。「心ときめきするもの」など、小さな身のまわりの品、事象を捉えて書きつけた『枕草子』。そこには、共に過ごし、話に興じた、細やかな情趣を解してくれた中宮への憧憬と敬慕、中宮をとりまく花やかな後宮の色と匂いと笑い声を、千年ののちまで伝えたいと願う清少納言の夢が息づいている―。平安の才女・清少納言の綴った随想を、千年を経て、今清少納言・田辺聖子が物語る、愛の大長編小説。

登録情報

  • 文庫: 477ページ
  • 出版社: 角川書店 (1986/06)
  • ISBN-10: 404131416X
  • ISBN-13: 978-4041314166
  • 発売日: 1986/06
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 88,368位 (本のベストセラーを見る)
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21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
学生時代に習った清少納言は、自慢たらたらのひどくペダンチックな人間だった様に思います。 ここに出てくる彼女には、「ねえねえ、メル友になって、メールのやり取りしましょ?」と言いたいくらい、自分の意見をはっきりいう私の好きなタイプの人間。 宮使えに出て世界が一気に広がった時の躍動感、定子中宮にあったときの憧れなど、いつの間にか千年の時を越えて、自分の人生と重ね合わせて読んでいました。 自分をの感情を包み隠して莞爾として微笑んでいるのが良しとされた時代に、こんなにハッキリ好き嫌いを言ってしまえる彼女には女性なら誰でも共感を覚えるのでは無いでしょうか?

是非読んでみてください。 「この世をば」と並んで私の一番好きな平安物です。

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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By seele2
形式:文庫
上巻では華やかできらきらした後宮の、後半では一気に運命が暗転していく女主人と少納言の運命が語られています。

一度、この文庫を処分しました。でも、どうしても文章の断片・情景の断片が浮かんできてまた買い直してしまいました。この作者の他の王朝物は物によって非常につまらないものになってしまっているのですが、この作品だけは文句なしの5つ星です。不幸に嘆くよりも、不幸の中の幸福を「おもしろがる」そんな少納言の想いと彼女の女主人であった定子中宮の明るさがエピソードの中で、浮かび上がってくるのですが、それを書く作者の視線は暖かいけれどとてもクールです。
 折りに触れて開いては読みふけってしまう物語です。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 この本を読んで、突然エッセイを書き始めたりした人、結構多いんじゃないでしょうか?私もその一人でしたが・・・(笑)
 それくらい影響力のあるこの作品。
 「豪快さと繊細さ」を併せ持つ清少納言の視点で、彼女を取り巻く宮中の華やかな貴族の生活が語られます。
 平安文化の雰囲気に浸れるだけでなく、歴史的背景も学べる傑作で、読んだ後、なぜだか京都に行きたくなります。
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