パン屋さんの前の道路を工事する話。
見開きで1ページ毎に工程が1つ進み、2日間かけて工事が終わるまでを、
パン屋さんの向かい側から見た場面設定のみで書かれています。(ちょっと珍しい絵本構成です)
ロードカッターで道路を切り、ショベルカーでアスファルトを剥がし、ダンプカーが砂利を運んで、
モーターグレーダーで敷き詰めて、マカダムローラーで押さえ、タイヤローラーで固めて…と、
工事車が好きな子にはたまらない!ラインナップ(?)です。
(もちろん工事車以外の車も通行車としてたくさん登場します)
最初から最後まで場面が変わらないので、途中では飽きてしまうかな?と思いましたが、
逆に場面が切り替わらないことで工事や道路が出来ていく様子が良く分かります。
工事と同じ時間軸で進むパン屋さんや周りのお店の人たちの生活風景も楽しく、
絵の細部に分かる人には分かる!細工もあるので、読む度にいろんな発見があり何度読んでも面白いです。
(ざっくんショベルカー2号も登場します 息子は大喜びでした)
車に表情があったり人のように話したりする絵本ではなく、
実際の道路工事の様子が書かれているのだけなのですが、
読むと優しく穏やかな気持ちになるのは、鈴木まもるさんの絵の魅力(魔力?)だと思います。
竹下文子/作 鈴木まもる/絵 の絵本はもう何冊も持っているので、
始めは買おうかどうしようか迷っていましたが、やっぱり買ってよかったです。