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45 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
老舗なればこそ:大傑作,
By 荒野の偏微分 (西日本) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: みんなで国語辞典!―これも、日本語 (単行本(ソフトカバー))
この手の冗談系新語辞典というのは、上滑りでつまらないものが圧倒的に多い。はあ、こういう言葉もあるのか、という程度ですぐに本棚の奥に追いやられてしまう。しかし、この本は違うのだ。それぞれの語彙の解説は非常に的確だ。「微妙」の(2)にある「どちらかというと悪いということを遠まわしにいう言葉」だけみても、その言語感覚はしっかりしているのがわかる。また、語彙の選択はかなり厳重で、十一万以上の応募のなかから千三百あまりを選んでいる。複数の語義のある言葉も多いが、ざっと五十倍の狭き門だ。新語というより、本来の意義と違う新語義が加わった項目(「微妙」「化石」「はまる」など)には本来の語義もちゃんと併記してある。事実関係などを補った「補注」の項も必要十分で簡潔にまとめられている。何でこんなに編集がしっかりしているんだろう、と思って背表紙を見てやっと気づいた。版元が大修館書店である。大修館といえばあの諸橋さんの「大漢和辞典」を出版し、月刊誌「言語」を擁する辞書の老舗。納得。辞書作りに慣れているわけである。さればこそ、とにかく面白い。
20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
この本の企画そのものが素晴らしいマーケティング。内容は素晴らしいネタ本。,
By
レビュー対象商品: みんなで国語辞典!―これも、日本語 (単行本(ソフトカバー))
この本の取り組み自体が、明鏡国語辞典の素晴らしいマーケティングであり、そこに一本取られた事がまずは一番の収穫。辞書出版を行っている人たち自からが企画した「裏辞書」作成。 辞書というなんだか存在からして完璧を期待されるものに、入ってないものや抜けがあるというのを潔く認め、広く募る姿勢が現代風。 表が存在するということは、ほぼ自動的に裏(抜け落ち・新出)が存在するというのを企画まで昇華して、表の編集者が選ぶという真面目、楽しみぶりが本当に素晴らしい。 そして一般投稿という形で、お金もあまりかけてないこと、この本を販売してビジネスまでつながっていることが本当に素晴らしい。 中に選ばれている言葉も1300もあり、知らない言葉が多く、中にはくすっと笑わせてくれる言葉や、用例があって本当に楽しく読み進めた。 まだ続いてるらしい。投稿してみようかな。 日本語で何かを伝える仕事をしている人、マーケティングしている人、読んでみると絶対ヒント集になります。 持つべき本。お勧め。この本は安い。
17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
言葉は生きている,
By
レビュー対象商品: みんなで国語辞典!―これも、日本語 (単行本(ソフトカバー))
へえ〜を連発しながら読んだ。とくに若者の言葉はあきれるやらびっくりするやら。長いフレーズを縮めに縮め、最後にはアルファベットの頭文字3つ・・なんていうのもある。使うときに「なんの略だっけ?」と首をひねる。「与謝野る」なんて意味を知ったらなかなか楽しい。若者もやるじゃないかと思う。言葉は常に変化するもの。「来年はたぶん通じません」と断っているような言葉で辞書を作るという試みが斬新。なじみのある言葉がすでに「死語」の範疇に入っているのを知って愕然としたり・・。
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