不動産投資に興味があり様々な本を読んできました。中には、せいぜい数回の投資をした自分の狭い体験だけを書いているつまらない本も多いですし、一般論ばかりで具体性がなかったり、インターネットで十分に知り得る知識をわざわざ本にしただけのものも多いです。
そんな中、本書はというと、大家さん業に必要なものということで、あえて今までの不動産本とは異なる切り口で書かれていることだけは評価できますが、実際の中身はといえば、新たな発見も何もない。
不動産本という分類でなければ、まったく評価しようのない内容ではなかろうか。
あえて気付きを得られるとすれば、会社の人間づきあいに嫌気がさしたり、上司や取引相手との交渉が苦手だったりするような会社員が、「サラリーマン大家」など夢見て不動産投資しても、無駄だということ。所詮すべては、人間相手の仕事なのだということ。これを再認識した方がよい、「あま〜い考え」のサラリーマン投資家には、よい本かも知れない。